11.4.1 マルチチャンク表を定義する方法
マルチチャンク表を定義するには,チャンク指定を指定したCREATE TABLE文を実行します。
なお,レギュラーマルチチャンク表とアーカイブマルチチャンク表とで,チャンク指定の指定内容が異なります。
- レギュラーマルチチャンク表を定義する場合
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「チャンク指定」のうち,「CHUNK=チャンク数の最大値」だけを指定してください。
- アーカイブマルチチャンク表を定義する場合
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次の指定をしてください。
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「CHUNK=チャンク数の最大値」
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「チャンクアーカイブ指定」
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マルチチャンク表の定義例については,マニュアルHADB SQLリファレンスのCREATE TABLE文の指定形式および規則の例題を参照してください。
アーカイブマルチチャンク表を定義する場合,アーカイブディレクトリを作成しておく必要があります。アーカイブディレクトリに関する注意事項を次に示します。
■アーカイブディレクトリに関する注意事項
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使用中のアーカイブディレクトリは削除しないでください。使用中のアーカイブディレクトリを削除した場合,データベースの整合性が失われるため,HADBサーバは動作を保証しません。
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アーカイブディレクトリ下に格納されているファイルを,更新または削除しないでください。ファイルを更新または削除した場合,HADBサーバは動作を保証しません。
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アーカイブディレクトリ下にディレクトリを作成したり,またはファイルを格納したりしないでください。アーカイブマルチチャンク表に対する操作を実行した際に,ディレクトリやファイルが削除されてしまうおそれがあります。