10.8.2 処理リアルスレッドの確保待ちの発生状況を確認する方法
APやコマンドを実行したときに,処理リアルスレッドの確保待ちが発生しているかどうかを確認する方法について説明します。
確認手順
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adbls -d cnctコマンドを実行する
項目「STATUS」を確認してください。THREAD_WAITINGが表示されている場合は,処理リアルスレッドの確保待ちが発生しています。
処理リアルスレッドを使用している,ほかのAPやコマンドの終了を待てない場合は,手順2.に進んでください。
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adbcancelコマンドを実行する
処理リアルスレッドを使用している,ほかのAPやコマンドをadbcancelコマンドで強制終了してください。
APやコマンドを実行したときに,処理リアルスレッドの確保待ちの発生を防ぎたい場合は,「6.23.2 コマンドの実行時に使用する処理リアルスレッド数に関する考慮点」を参照してください。
adbls -d cnctコマンド,およびadbcancelコマンドについては,マニュアルHADB コマンドリファレンスを参照してください。