9.2 データベースを初期設定する(データ用DBエリアを作成する)
adbinitコマンドでデータベースの初期設定を実行し,データ用DBエリアを作成します。
- 例題
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データベースの初期設定を実行して,データ用DBエリア(DBAREA01,DBAREA02)を作成します。
手順
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HADB管理者のOSアカウントでOSにログインする
HADB管理者がadbinitコマンドを実行するため,HADB管理者のOSアカウントでOSにログインする必要があります。
ログイン済みの場合は,この操作は不要です。
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初期設定オプションファイルを作成する
set adb_init_wrk_page_size = 32 set adb_init_wrk_blk_path = /dev/mapper/VolG00 adbinitdbarea -n DBAREA01 \ -p 4 \ -v /dev/mapper/VolG01,/dev/mapper/VolG02 \ -q \ -i 500M,2 adbinitdbarea -n DBAREA02 \ -p 4 \ -v /dev/mapper/VolG03,/dev/mapper/VolG04,/dev/mapper/VolG05 \ -q \ -i 1G,3
初期設定オプションを指定した,初期設定オプションファイルを作成します。ここで作成した初期設定オプションファイルは,adbinitコマンドの入力情報になります。
この例では,作成した初期設定オプションファイルを/HADB/server/conf/adbinit.optに保存します。
初期設定オプションについては,マニュアルHADB コマンドリファレンスのadbinit(データベースの初期設定)のadbinitコマンドの指定形式の初期設定オプションの形式を参照してください。
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adbinitコマンドを実行してデータベースを初期設定し,データ用DBエリアを作成する
adbinit -u ADBUSER01 -p '#HelloHADB_01' /HADB/server/conf/adbinit.opt /HADB/db
- -u
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作成するHADBユーザの認可識別子を指定します。
- -p
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作成するHADBユーザのパスワードを指定します。
- /HADB/server/conf/adbinit.opt
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手順2.で作成した初期設定オプションファイルの絶対パス名を指定します。
- /HADB/db
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DBディレクトリ名を指定します。
認可識別子およびパスワードの指定規則については,次を参照してください。
- メモ
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-uオプションに指定した認可識別子のHADBユーザが,1人目のHADBユーザとして作成され,HADBサーバに登録されます。このHADBユーザはDBA権限とCONNECT権限を持っています。