8.6.3 バージョンアップ後に実施すること
HADBサーバをバージョンアップしたあとで実施することを次に示します。
HADBサーバのバージョンアップ後,旧バージョンに戻したい場合は,「8.7 HADBサーバのバージョンダウン(旧バージョンに戻す方法)」を参照してください。
- 〈この項の構成〉
(1) データベースのバックアップを取得する
バージョンアップが完了したデータベースのフルバックアップを取得することを推奨します。バージョンアップが完了したデータベースのフルバックアップを取得しておくことで,バックアップから回復する場合に,バージョンアップの完了直後の状態に回復できます。
(2) HADBクライアントをバージョンアップする
HADBサーバのバージョンアップが完了したら,HADBクライアントもバージョンアップしてください。HADBクライアントが,HADBサーバと同じバージョンでない場合,HADBサーバに接続できません。
HADBクライアントのバージョンアップについては,マニュアルHADB AP開発ガイドのHADBクライアントの環境設定(ODBCドライバおよびCLI関数を使用する場合)を参照してください。
(3) HADBユーザのパスワードと権限を見直す(バージョン02-00)
バージョン02-00のHADBサーバからバージョンアップした場合,ディクショナリ表(実表)のSQL_SCHEMATA表に格納されているスキーマ名を基に,HADBユーザが作成されます。作成されるHADBユーザの認可識別子およびパスワードは,スキーマ名と同じになります。また,作成されるHADBユーザには,DBA権限,CONNECT権限,およびスキーマ定義権限が付与されます。
そのため,まず,すべてのHADBユーザのパスワードを変更してください。定義系SQLのALTER USER文で変更できます。HADBユーザのパスワードの変更については,「11.6.2 HADBユーザのパスワードを変更する方法」を参照してください。
次に,すべてのHADBユーザが持っている権限を必ず確認してください。HADBユーザが不要な権限を持っている場合は,定義系SQLのREVOKE文で権限を取り消してください。権限の取り消しについては,「11.8.3 HADBユーザが持っているユーザ権限とスキーマ操作権限を取り消す方法」を参照してください。
(4) HADBユーザの権限を見直す(バージョン03-00より前のバージョン)
バージョン03-00より前のバージョンのHADBサーバからバージョンアップした場合,HADBユーザに付与されているスキーマ定義権限が必要かどうかを確認してください。
スキーマ定義権限が不要なHADBユーザ(例えば,自分ではデータベースを作成しないで,ほかのHADBユーザが作成したデータベースの検索だけを行うHADBユーザ)が存在する場合は,定義系SQLのREVOKE文で権限を取り消してください。権限の取り消しについては,「11.8.3 HADBユーザが持っているユーザ権限とスキーマ操作権限を取り消す方法」を参照してください。
(5) HADBユーザの権限を見直す(バージョン03-02以降のバージョン)
バージョン03-02以降のバージョンのHADBサーバにバージョンアップした場合,次に示すHADBユーザのアクセス権限を見直してください。
- ■アクセス権限を見直す必要があるHADBユーザ
-
-
バージョンアップする前に,定義系SQLのGRANT文のALL PRIVILEGES指定でアクセス権限を付与されたHADBユーザ
-
バージョン03-02以降のバージョンで,新しい種類のアクセス権限がサポートされた場合,HADBサーバをバージョンアップすると,次に示すHADBユーザだけに,新しい種類のアクセス権限が自動的に付与されます。
-
スキーマオブジェクト(ビュー表を除く)の所有者であるHADBユーザ
-
ビュー表の所有者であるHADBユーザ(ただし,ビュー表のすべての基表の所有者である場合に限る)
そのため,アクセス権限を見直す必要があるHADBユーザには,HADBサーバをバージョンアップしたときに新しいアクセス権限は付与されません。
アクセス権限を見直す必要があるHADBユーザの概要を,次の図に示します。
アクセス権限を見直す必要があるHADBユーザに,新しい種類のアクセス権限も含めたすべてのアクセス権限を付与したい場合は,再度GRANT文のALL PRIVILEGES指定でアクセス権限を付与してください。アクセス権限の付与については,「11.9.1 HADBユーザにアクセス権限を付与する方法」を参照してください。
(6) ビュー表に対するアクセス権限を見直す(バージョン03-06以降のバージョン)
バージョン03-06より前のHADBサーバと,バージョン03-06以降のHADBサーバとでは,次に示す仕様差があります。
-
バージョン03-06より前のHADBサーバの場合
基表に対するアクセス権限が新たに付与された場合でも,ビュー表に対するアクセス権限の伝搬が発生しません。
例えば,ビュー表A.V1の基表X.T1に対するINSERT権限が新たに付与されても,ビュー表A.V1に対するINSERT権限は新たに付与されません。このようにアクセス権限の伝搬が発生しないため,基表に対して持っているアクセス権限の種類と,ビュー表に対して持っているアクセス権限の種類が一致しないことがあります。
-
バージョン03-06以降のHADBサーバの場合
基表に対するアクセス権限が新たに付与された場合,ビュー表に対するアクセス権限の伝搬が発生します。
例えば,ビュー表A.V1の基表X.T1に対するINSERT権限が新たに付与された場合,ビュー表A.V1に対するINSERT権限も新たに付与されます。このようにアクセス権限の伝搬が発生するため,基表に対して持っているアクセス権限の種類と,ビュー表に対して持っているアクセス権限の種類が一致します。
03-06より前のバージョンから,03-06以降のバージョンにバージョンアップしても,定義済みのビュー表については,アクセス権限の伝搬は自動的に行われません。そのため,基表に対するアクセス権限の変更を,ビュー表に対するアクセス権限にも反映させたい場合は,基表に対するアクセス権限を付与し直してください。基表に対するアクセス権限をビュー表の所有者に付与し直すと,アクセス権限の伝搬が発生し,基表に対するアクセス権限とビュー表に対するアクセス権限の種類が一致します。付与するアクセス権限は,ビュー表の所有者が元々持っていた種類のアクセス権限でも,持っていなかった種類のアクセス権限でも,どちらでもかまいません。
ビュー表に対するアクセス権限の伝搬については,「2.7.7 ビュー表に対するアクセス権限」を参照してください。
(7) 一意性制約違反状態かどうかを確認する
バージョン02-02より前のバージョンのHADBサーバからバージョンアップした場合,ユニークインデクスが一意性制約を満たしているかどうかが不明の状態になります。そのため,ユニークインデクスが一意性制約を満たしているかどうかを,次に示すどちらかの方法で確認してください。
-
コマンドを使用して確認する
-
ユニークインデクスを再作成する
ユニークインデクスが定義された表に対して,adbidxrebuildコマンドを実行して,ユニークインデクスを再作成してください。adbidxrebuildコマンドについては,マニュアルHADB コマンドリファレンスのadbidxrebuild(インデクスの再作成)を参照してください。
-
一意性制約違反状態かどうかを確認する
adbdbstatusコマンドで,対象のユニークインデクスが一意性制約違反状態かどうかを確認してください。詳細については,「10.9.3 B-treeインデクスの状態や使用量を確認したい場合」を参照してください。
-
-
SELECT文を使用して確認する
対象のユニークインデクスが定義された表に対してSELECT文を実行して,重複したキー値を検索してください。重複したキー値を検索するSELECT文の指定例については,「16.9.2 一意性制約に違反した場合の対処方法(KFAA61205-Wメッセージが出力された場合)」の「(2) 一意性制約違反状態を解除する方法」を参照してください。
ユニークインデクスが一意性制約を満たしていない場合(一意性制約違反状態の場合)は,「16.9.2 一意性制約に違反した場合の対処方法(KFAA61205-Wメッセージが出力された場合)」を参照して,一意性制約違反状態を解除してください。
なお,ユニークインデクスが一意性制約を満たしているかどうかが不明の状態である場合,HADBサーバは,ユニークインデクスが一意性制約を満たしていると仮定して,アクセスパスを構築します。
(8) ワード検索用のテキストインデクスを再作成する
次の条件をすべて満たす場合,ワード検索用のテキストインデクスを,adbidxrebuildコマンドで再作成する必要があります。
-
バージョン03-06のHADBサーバを,バージョン04-00以降のHADBサーバにバージョンアップした場合
-
バージョン03-06のHADBサーバで,ワード検索用のテキストインデクスを定義した場合(CREATE INDEX文のINDEXTYPEに,TEXT WORDCONTEXTを指定した場合)
ワード検索用のテキストインデクスを定義したかどうかを確認する場合は,「付録B.22 ディクショナリ表の検索」の「(35) テキストインデクスに指定したインデクスオプションを調べる場合」を参照してください。
ワード検索用のテキストインデクスを定義していた場合は,adbidxrebuildコマンドで再作成してください。adbidxrebuildコマンドについては,マニュアルHADB コマンドリファレンスのadbidxrebuild(インデクスの再作成)を参照してください。
ワード検索用のテキストインデクスをadbidxrebuildコマンドで再作成しないと,ワード検索用のテキストインデクスを使用できません。次の操作を行う場合に,エラーとなります(KFAA34009-Eメッセージが出力されます)。
-
ワード検索用のテキストインデクスを使用した検索を行う場合
-
ワード検索用のテキストインデクスを更新する場合
(9) サーバ定義のadbbuffオペランドの指定を見直す(バージョン04-01以降のバージョン)
バージョン04-01のHADBサーバから,テーブルスキャンバッファを使用するために指定するオプションとして,サーバ定義のadbbuffオペランドに-vオプションを追加しました。そのため,adbbuffオペランドの指定を見直す必要があります。
-vオプションの追加に伴い,テーブルスキャンバッファを使用する場合に指定するオプションは,次のとおり変更になります。
-
バージョン04-00以前のHADBサーバの場合
adbbuffオペランドの-kオプションを指定します。
-
バージョン04-01以降のHADBサーバの場合
adbbuffオペランドの-vオプションと-kオプション,どちらか1つを指定します。
なお,テーブルスキャンバッファを使用する場合は,-vオプションの指定を推奨します。-vオプションを指定すると,-kオプションを指定したときよりも,テーブルスキャンバッファを効率良く使用できます。
そのため,バージョン04-00以前でadbbuffオペランドの-kオプションを指定していた場合,バージョン04-01以降では-vオプションに指定を変更してください。adbbuffオペランドの-vオプションについては,「7.2.16 グローバルバッファに関するオペランドおよびオプション(コマンド形式)」を参照してください。
また,-kオプションから-vオプションに指定を変更する場合,次の内容を確認してから-vオプションを指定してください。
- ■-vオプションの「テーブルスキャンバッファに使用するメモリサイズ」に指定する値
-
テーブルスキャンバッファに使用するメモリサイズには,次の計算式で求めた値を指定してください。
テーブルスキャンバッファに使用するメモリサイズに指定する値= バージョン04-00以前の-kオプションの指定値×4
上記の計算式で求めた値を指定すると,バージョン04-00以前に-kオプションで指定していたテーブルスキャンバッファと同じ大きさになります。
- ■-vオプションの「リアルスレッドごとに使用するメモリサイズの上限値」に指定する値
-
リアルスレッドごとに使用するメモリサイズの上限値には,adbbuffオペランドの-vオプションの説明に従った値を指定してください。adbbuffオペランドの-vオプションについては,「7.2.16 グローバルバッファに関するオペランドおよびオプション(コマンド形式)」を参照してください。
なお,バージョン04-00以前で指定していた-kオプションと同様に,各リアルスレッド間で均等にメモリを割り振りたい場合は,次の計算式で求めた値を指定してください。
リアルスレッドごとに使用するメモリサイズの上限値に指定する値= バージョン04-00以前の-kオプションの指定値×4 ÷adb_sys_rthd_numオペランドの指定値
サーバ定義のadb_sys_rthd_numオペランドは,「7.2.2 性能に関するオペランド(set形式)」を参照してください。
- 重要
-
バージョン04-00以前のHADBサーバの運用中に,テーブルスキャンバッファが不足していた場合,バージョン04-01以降のHADBサーバには,-vオプションのリアルスレッドごとに使用するメモリサイズの上限値を指定してください。このオプションを指定しないと,複数のSQL文を同時に実行したときの処理性能が低下するおそれがあります。
(10) サーバ定義およびコマンドオプションの指定値を見直す(バージョン04-01以降のバージョン)
バージョン04-01のHADBサーバから,コマンドの実行時に使用する処理リアルスレッド数を指定するサーバ定義のadb_cmd_rthd_numオペランドを削除しました。そのため,adb_cmd_rthd_numオペランドを指定したままでadbstartコマンドを実行するとエラーになります(HADBサーバは起動されません)。このとき,KFAA52200-Eメッセージが出力されます。サーバ定義にadb_cmd_rthd_numオペランドを指定していた場合は,adb_cmd_rthd_numオペランドの指定を削除してください。
adb_cmd_rthd_numオペランドの削除に伴い,次に示すコマンドの実行時にHADBサーバが使用する処理リアルスレッド数のデフォルト値(コマンドオプションの指定を省略した場合の値)が,adb_cmd_rthd_numオペランドからサーバ定義のadb_sql_exe_max_rthd_numオペランドに変更になります。必要に応じて,サーバ定義のadb_sql_exe_max_rthd_numオペランドや各コマンドオプションに指定するスレッド数を見直す必要があります。
- ■対象のコマンド
-
-
adbarchivechunkコマンド
-
adbexportコマンド
-
adbgetcstコマンド
-
adbidxrebuildコマンド
-
adbimportコマンド
-
adbmergechunkコマンド
-
adbunarchivechunkコマンド
-
- ■スレッド数を指定する各コマンドオプションの見直し
-
バージョン04-01のHADBサーバから,各コマンドで使用する処理リアルスレッドを指定するコマンドオプションが変更になりました。変更前のコマンドオプションを指定してコマンドを実行するとエラーになります。このとき,KFAA90500-Eメッセージが出力されます。そのため,各コマンドのコマンドオプションを見直す必要があります。対象のコマンドとコマンドオプションの一覧を次に示します。
表8‒11 変更対象のコマンドとコマンドオプションの一覧 コマンド名
バージョン04-00以前のコマンドオプション名※
バージョン04-01以降のコマンドオプション名
バージョン04-00以前と同じスレッド数で動くようにするためのコマンドオプションの指定値
adbarchivechunkコマンド
次に示すアーカイブチャンクオプション
-
adb_arcv_scan_rthd_num
次に示すアーカイブチャンクオプション
-
adb_arcv_rthd_num
「(a) adbarchivechunkコマンドの場合(アーカイブチャンクオプションadb_arcv_rthd_numの指定値の求め方)」を参照してください。
adbexportコマンド
次に示すエクスポートオプション
-
adb_export_scan_rthd_num
次に示すエクスポートオプション
-
adb_export_rthd_num
「(b) adbexportコマンドの場合(エクスポートオプションadb_export_rthd_numの指定値の求め方)」を参照してください。
adbgetcstコマンド
次に示すコスト情報収集オプション
-
adb_getcst_scan_rthd_num
次に示すコスト情報収集オプション
-
adb_getcst_rthd_num
「(c) adbgetcstコマンドの場合(コスト情報収集オプションadb_getcst_rthd_numの指定値の求め方)」を参照してください。
adbidxrebuildコマンド
次に示すインデクス再作成オプション
-
adb_idxrebuild_scan_rthd_num
-
adb_idxrebuild_sort_rthd_num
-
adb_idxrebuild_dividx_rthd_num
次に示すインデクス再作成オプション
-
adb_idxrebuild_rthd_num
「(d) adbidxrebuildコマンドの場合(インデクス再作成オプションadb_idxrebuild_rthd_numの求め方)」を参照してください。
adbimportコマンド
次に示すインポートオプション
-
adb_import_dataload_rthd_num
-
adb_import_sort_rthd_num
-
adb_import_dividx_rthd_num
次に示すインポートオプション
-
adb_import_rthd_num
「(e) adbimportコマンドの場合(インポートオプションadb_import_rthd_numの求め方)」を参照してください。
adbmergechunkコマンド
次に示すマージチャンクオプション
-
adb_mergechunk_scan_rthd_num
-
adb_mergechunk_sort_rthd_num
-
adb_mergechunk_dividx_rthd_num
次に示すマージチャンクオプション
-
adb_mergechunk_rthd_num
「(f) adbmergechunkコマンドの場合(マージチャンクオプションadb_mergechunk_rthd_numの求め方)」を参照してください。
adbunarchivechunkコマンド
次に示すアンアーカイブチャンクオプション
-
adb_unarcv_dataload_rthd_num
-
adb_unarcv_sort_rthd_num
-
adb_unarcv_dividx_rthd_num
次に示すアンアーカイブチャンクオプション
-
adb_unarcv_rthd_num
「(g) adbunarchivechunkコマンドの場合(アンアーカイブチャンクオプションadb_unarcv_rthd_numの求め方)」を参照してください。
- 注※
-
バージョン04-01で削除になります。
-
バージョン04-00までと同じスレッド数で動かすためのコマンドオプションの指定値を,コマンドごとに示します。
なお,指定値を求める計算式中の変数DEFAULT_RTHD_NUMは,次の表に示す計算式で求めてください。
クライアントグループ機能 |
変数DEFAULT_RTHD_NUMの値 |
|
---|---|---|
クライアントグループ機能を適用している |
所属するコマンドグループをサーバ定義adbcltgrpオペランドに設定している |
次の値のうち,どちらか小さい方の値
|
所属するコマンドグループをサーバ定義adbcltgrpオペランドに設定していない |
A−B |
|
クライアントグループ機能を適用していない |
A |
- (凡例)
-
A:サーバ定義adb_sys_rthd_numオペランドの指定値
B:クライアントグループを設定したサーバ定義adbcltgrpオペランドの-eオプションの指定値の合計
(a) adbarchivechunkコマンドの場合(アーカイブチャンクオプションadb_arcv_rthd_numの指定値の求め方)
次の表に示す計算式で求めた値をアーカイブチャンクオプションadb_arcv_rthd_numに指定すると,バージョン04-00以前と同じスレッド数でコマンドを実行できます。
項番 |
バージョン04-00以前のアーカイブチャンクオプションまたはサーバ定義の値 |
バージョン04-01以降のアーカイブチャンクオプションadb_arcv_rthd_numに指定する値 |
|
---|---|---|---|
1 |
アーカイブチャンクオプションadb_arcv_scan_rthd_numの指定を省略した場合 |
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定を省略した場合 |
次の値のうち,どちらか小さい方の値
|
2 |
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに0を指定した場合 |
||
3 |
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに1以上の値を指定した場合 |
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定値×2+1 |
|
4 |
アーカイブチャンクオプションadb_arcv_scan_rthd_numに0を指定した場合 |
次の値のうち,どちらか小さい方の値
|
|
5 |
アーカイブチャンクオプションadb_arcv_scan_rthd_numに1以上の値を指定した場合 |
アーカイブチャンクオプションadb_arcv_scan_rthd_numの指定値×2+1 |
- 注※
-
変数DEFAULT_RTHD_NUMは「表8‒12 変数DEFAULT_RTHD_NUMの求め方」を参照して求めてください。
(b) adbexportコマンドの場合(エクスポートオプションadb_export_rthd_numの指定値の求め方)
次の表に示す計算式で求めた値をエクスポートオプションadb_export_rthd_numに指定すると,バージョン04-00以前と同じスレッド数でコマンドを実行できます。
項番 |
バージョン04-00以前のエクスポートオプションまたはサーバ定義の値 |
バージョン04-01以降のエクスポートオプションadb_export_rthd_numに指定する値 |
|
---|---|---|---|
1 |
次のどちらかの場合
|
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定を省略した場合 |
次の値のうち,どちらか小さい方の値
|
2 |
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに0を指定した場合 |
||
3 |
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに1以上の値を指定した場合 |
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定値×2+1 |
|
4 |
エクスポートオプションadb_export_scan_rthd_numに1以上の値を指定した場合 |
エクスポートオプションadb_export_scan_rthd_numの指定値×2+1 |
- 注※
-
変数DEFAULT_RTHD_NUMは「表8‒12 変数DEFAULT_RTHD_NUMの求め方」を参照して求めてください。
(c) adbgetcstコマンドの場合(コスト情報収集オプションadb_getcst_rthd_numの指定値の求め方)
次の表に示す計算式で求めた値をコスト情報収集オプションadb_getcst_rthd_numに指定すると,バージョン04-00以前と同じスレッド数でコマンドを実行できます。
項番 |
バージョン04-00以前のコスト情報収集オプションまたはサーバ定義の値 |
バージョン04-01以降のコスト情報収集オプションadb_getcst_rthd_numに指定する値 |
|
---|---|---|---|
1 |
コスト情報収集オプションadb_getcst_scan_rthd_numの指定を省略した場合 |
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定を省略した場合 |
変数DEFAULT_RTHD_NUM※の値 |
2 |
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに0を指定した場合 |
||
3 |
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに1以上の値を指定した場合 |
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定値+1 |
|
4 |
コスト情報収集オプションadb_getcst_scan_rthd_numに0を指定した場合 |
バージョン04-00以前と同じスレッド数でコマンドを実行させる指定値はありません。 |
|
5 |
コスト情報収集オプションadb_getcst_scan_rthd_numに1以上の値を指定した場合 |
コスト情報収集オプションadb_getcst_scan_rthd_numの指定値+1 |
- 注※
-
変数DEFAULT_RTHD_NUMは「表8‒12 変数DEFAULT_RTHD_NUMの求め方」を参照して求めてください。
(d) adbidxrebuildコマンドの場合(インデクス再作成オプションadb_idxrebuild_rthd_numの求め方)
次に示す計算式で求めた値をインデクス再作成オプションadb_idxrebuild_rthd_numに指定すると,バージョン04-00以前と同じスレッド数でコマンドを実行できます。
計算式
adb_idxrebuild_rthd_numの指定値 =MAX(IDXREBUILD_SCAN_RTHD_NUM×2, IDXREBUILD_SORT_RTHD_NUM, IDXREBUILD_DIVIDX_RTHD_NUM)+1
変数の説明
- IDXREBUILD_SCAN_RTHD_NUM
-
次の表に示す計算式から求めてください。
表8‒16 IDXREBUILD_SCAN_RTHD_NUMの求め方 項番
バージョン04-00以前のインデクス再作成オプションまたはサーバ定義の値
IDXREBUILD_SCAN_RTHD_NUMに代入する値
1
インデクス再作成オプションadb_idxrebuild_scan_rthd_numの指定を省略した場合
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定を省略した場合
↓(変数DEFAULT_RTHD_NUMの値※-1)÷2↓
2
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに0を指定した場合
3
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに1以上の値を指定した場合
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定値
4
インデクス再作成オプションadb_idxrebuild_scan_rthd_numに0を指定した場合
↓(変数DEFAULT_RTHD_NUMの値※-1)÷2↓
5
インデクス再作成オプションadb_idxrebuild_scan_rthd_numに1以上の値を指定した場合
インデクス再作成オプションadb_idxrebuild_scan_rthd_numの指定値
- 注※
-
変数DEFAULT_RTHD_NUMは「表8‒12 変数DEFAULT_RTHD_NUMの求め方」を参照して求めてください。
- IDXREBUILD_SORT_RTHD_NUM
-
次の表に示す計算式から求めてください。
表8‒17 IDXREBUILD_SORT_RTHD_NUMの求め方 項番
バージョン04-00以前のインデクス再作成オプションまたはサーバ定義の値
IDXREBUILD_SORT_RTHD_NUMに代入する値
1
インデクス再作成オプションadb_idxrebuild_sort_rthd_numの指定を省略した場合
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定を省略した場合
変数DEFAULT_RTHD_NUM※の値
2
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに0を指定した場合
3
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに1以上の値を指定した場合
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定値
4
インデクス再作成オプションadb_idxrebuild_sort_rthd_numに0を指定した場合
変数DEFAULT_RTHD_NUM※の値
5
インデクス再作成オプションadb_idxrebuild_sort_rthd_numに1以上の値を指定した場合
インデクス再作成オプションadb_idxrebuild_sort_rthd_numの指定値
- 注※
-
変数DEFAULT_RTHD_NUMは「表8‒12 変数DEFAULT_RTHD_NUMの求め方」を参照して求めてください。
- IDXREBUILD_DIVIDX_RTHD_NUM
-
次の表に示す計算式から求めてください。
表8‒18 IDXREBUILD_DIVIDX_RTHD_NUMの求め方 項番
バージョン04-00以前のインデクス再作成オプションまたはサーバ定義の値
IDXREBUILD_DIVIDX_RTHD_NUMに代入する値
1
インデクス再作成オプションadb_idxrebuild_dividx_rthd_numの指定を省略した場合
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定を省略した場合
変数DEFAULT_RTHD_NUM※の値
2
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに0を指定した場合
3
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに1以上の値を指定した場合
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定値
4
インデクス再作成オプションadb_idxrebuild_dividx_rthd_numに0を指定した場合
変数DEFAULT_RTHD_NUM※の値
5
インデクス再作成オプションadb_idxrebuild_dividx_rthd_numに1以上の値を指定した場合
インデクス再作成オプションadb_idxrebuild_dividx_rthd_numの指定値
- 注※
-
変数DEFAULT_RTHD_NUMは「表8‒12 変数DEFAULT_RTHD_NUMの求め方」を参照して求めてください。
(e) adbimportコマンドの場合(インポートオプションadb_import_rthd_numの求め方)
次に示す計算式で求めた値をインポートオプションadb_import_rthd_numに指定すると,バージョン04-00以前と同じスレッド数でコマンドを実行できます。
計算式
adb_import_rthd_numの指定値 =MAX(IMPORT_DATALOAD_RTHD_NUM, IMPORT_SORT_RTHD_NUM, IMPORT_DIVIDX_RTHD_NUM)+1
変数の説明
- IMPORT_DATALOAD_RTHD_NUM
-
次の表に示す計算式から求めてください。
表8‒19 IMPORT_DATALOAD_RTHD_NUMの求め方 項番
バージョン04-00以前のインポートオプションまたはサーバ定義の値
IMPORT_DATALOAD_RTHD_NUMに代入する値
1
インポートオプションadb_import_dataload_rthd_numの指定を省略した場合
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定を省略した場合
変数DEFAULT_RTHD_NUMの値※-1
2
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに0を指定した場合
3
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに1以上の値を指定した場合
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定値
4
インポートオプションadb_import_dataload_rthd_numに0を指定した場合
変数DEFAULT_RTHD_NUMの値※-1
5
インポートオプションadb_import_dataload_rthd_numに1以上の値を指定した場合
インポートオプションadb_import_dataload_rthd_numの指定値
- 注※
-
変数DEFAULT_RTHD_NUMは「表8‒12 変数DEFAULT_RTHD_NUMの求め方」を参照して求めてください。
- IMPORT_SORT_RTHD_NUM
-
次の表に示す計算式から求めてください。
表8‒20 IMPORT_SORT_RTHD_NUMの求め方 項番
バージョン04-00以前のインポートオプションまたはサーバ定義の値
IMPORT_SORT_RTHD_NUMに代入する値
1
インポートオプションadb_import_sort_rthd_numの指定を省略した場合
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定を省略した場合
変数DEFAULT_RTHD_NUM※の値
2
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに0を指定した場合
3
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに1以上の値を指定した場合
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定値
4
インポートオプションadb_import_sort_rthd_numに0を指定した場合
変数DEFAULT_RTHD_NUM※の値
5
インポートオプションadb_import_sort_rthd_numに1以上の値を指定した場合
インポートオプションadb_import_sort_rthd_numの指定値
- 注※
-
変数DEFAULT_RTHD_NUMは「表8‒12 変数DEFAULT_RTHD_NUMの求め方」を参照して求めてください。
- IMPORT_DIVIDX_RTHD_NUM
-
次の表に示す計算式から求めてください。
表8‒21 IMPORT_DIVIDX_RTHD_NUMの求め方 項番
バージョン04-00以前のインポートオプションまたはサーバ定義の値
IMPORT_DIVIDX_RTHD_NUMに代入する値
1
インポートオプションadb_import_dividx_rthd_numの指定を省略した場合
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定を省略した場合
変数DEFAULT_RTHD_NUM※の値
2
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに0を指定した場合
3
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに1以上の値を指定した場合
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定値
4
インポートオプションadb_import_dividx_rthd_numに0を指定した場合
変数DEFAULT_RTHD_NUM※の値
5
インポートオプションadb_import_dividx_rthd_numに1以上の値を指定した場合
インポートオプションadb_import_dividx_rthd_numの指定値
- 注※
-
変数DEFAULT_RTHD_NUMは「表8‒12 変数DEFAULT_RTHD_NUMの求め方」を参照して求めてください。
(f) adbmergechunkコマンドの場合(マージチャンクオプションadb_mergechunk_rthd_numの求め方)
次に示す計算式で求めた値をマージチャンクオプションadb_mergechunk_rthd_numに指定すると,バージョン04-00以前と同じスレッド数でコマンドを実行できます。
計算式
adb_mergechunk_rthd_numの指定値 =MAX(MERGECHUNK_SCAN_RTHD_NUM×2, MERGECHUNK_SORT_RTHD_NUM, MERGECHUNK_DIVIDX_RTHD_NUM)+1
変数の説明
- MERGECHUNK_SCAN_RTHD_NUM
-
次の表に示す計算式から求めてください。
表8‒22 MERGECHUNK_SCAN_RTHD_NUMの求め方 項番
バージョン04-00以前のマージチャンクオプションまたはサーバ定義の値
MERGECHUNK_SCAN_RTHD_NUMに代入する値
1
マージチャンクオプションadb_mergechunk_scan_rthd_numの指定を省略した場合
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定を省略した場合
次の値のうち,どちらか大きい方の値
-
↓(サーバ定義adb_sql_exe_max_rthd_numオペランドの指定値-1)÷2↓
-
1
2
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに0を指定した場合
3
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに1以上の値を指定した場合
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定値
4
マージチャンクオプションadb_mergechunk_scan_rthd_numに0を指定した場合
次の値のうち,どちらか大きい方の値
-
↓(サーバ定義adb_sql_exe_max_rthd_numオペランドの指定値-1)÷2↓
-
1
5
マージチャンクオプションadb_mergechunk_scan_rthd_numに1以上の値を指定した場合
マージチャンクオプションadb_mergechunk_scan_rthd_numの指定値
-
- MERGECHUNK_SORT_RTHD_NUM
-
次の表に示す計算式から求めてください。
表8‒23 MERGECHUNK_SORT_RTHD_NUMの求め方 項番
バージョン04-00以前のマージチャンクオプションまたはサーバ定義の値
MERGECHUNK_SORT_RTHD_NUMに代入する値
1
マージチャンクオプションadb_mergechunk_sort_rthd_numの指定を省略した場合
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定を省略した場合
変数DEFAULT_RTHD_NUM※の値
2
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに0を指定した場合
3
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに1以上の値を指定した場合
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定値
4
マージチャンクオプションadb_mergechunk_sort_rthd_numに0を指定した場合
変数DEFAULT_RTHD_NUM※の値
5
マージチャンクオプションadb_mergechunk_sort_rthd_numに1以上の値を指定した場合
マージチャンクオプションadb_mergechunk_sort_rthd_numの指定値
- 注※
-
変数DEFAULT_RTHD_NUMは「表8‒12 変数DEFAULT_RTHD_NUMの求め方」を参照して求めてください。
- MERGECHUNK_DIVIDX_RTHD_NUM
-
次の表に示す計算式から求めてください。
表8‒24 MERGECHUNK_DIVIDX_RTHD_NUMの求め方 項番
バージョン04-00以前のマージチャンクオプションまたはサーバ定義の値
MERGECHUNK_DIVIDX_RTHD_NUMに代入する値
1
マージチャンクオプションadb_mergechunk_dividx_rthd_numの指定を省略した場合
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定を省略した場合
変数DEFAULT_RTHD_NUM※の値
2
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに0を指定した場合
3
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに1以上の値を指定した場合
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定値
4
マージチャンクオプションadb_mergechunk_dividx_rthd_numに0を指定した場合
変数DEFAULT_RTHD_NUM※の値
5
マージチャンクオプションadb_mergechunk_dividx_rthd_numに1以上の値を指定した場合
マージチャンクオプションadb_mergechunk_dividx_rthd_numの指定値
- 注※
-
変数DEFAULT_RTHD_NUMは「表8‒12 変数DEFAULT_RTHD_NUMの求め方」を参照して求めてください。
(g) adbunarchivechunkコマンドの場合(アンアーカイブチャンクオプションadb_unarcv_rthd_numの求め方)
次に示す計算式で求めた値をアンアーカイブチャンクオプションadb_unarcv_rthd_numに指定すると,バージョン04-00以前と同じスレッド数でコマンドを実行できます。
計算式
adb_unarcv_rthd_numの指定値 =MAX(UNARCHIVE_DATALOAD_RTHD_NUM, UNARCHIVE_SORT_RTHD_NUM, UNARCHIVE_DIVIDX_RTHD_NUM)+1
変数の説明
- UNARCHIVE_DATALOAD_RTHD_NUM
-
次の表に示す計算式から求めてください。
表8‒25 UNARCHIVE_DATALOAD_RTHD_NUMの求め方 項番
バージョン04-00以前のアンアーカイブチャンクオプションまたはサーバ定義の値
UNARCHIVE_DATALOAD_RTHD_NUMに代入する値
1
アンアーカイブチャンクオプションadb_unarcv_dataload_rthd_numの指定を省略した場合
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定を省略した場合
変数DEFAULT_RTHD_NUMの値※-1
2
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに0を指定した場合
3
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに1以上の値を指定した場合
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定値
4
アンアーカイブチャンクオプションadb_unarcv_dataload_rthd_numに0を指定した場合
変数DEFAULT_RTHD_NUMの値※-1
5
アンアーカイブチャンクオプションadb_unarcv_dataload_rthd_numに1以上の値を指定した場合
アンアーカイブチャンクオプションadb_unarcv_dataload_rthd_numの指定値
- 注※
-
変数DEFAULT_RTHD_NUMは「表8‒12 変数DEFAULT_RTHD_NUMの求め方」を参照して求めてください。
- UNARCHIVE_SORT_RTHD_NUM
-
次の表に示す計算式から求めてください。
表8‒26 UNARCHIVE_SORT_RTHD_NUMの求め方 項番
バージョン04-00以前のアンアーカイブチャンクオプションまたはサーバ定義の値
UNARCHIVE_SORT_RTHD_NUMに代入する値
1
アンアーカイブチャンクオプションadb_unarcv_sort_rthd_numの指定を省略した場合
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定を省略した場合
変数DEFAULT_RTHD_NUM※の値
2
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに0を指定した場合
3
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに1以上の値を指定した場合
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定値
4
アンアーカイブチャンクオプションadb_unarcv_sort_rthd_numに0を指定した場合
変数DEFAULT_RTHD_NUM※の値
5
アンアーカイブチャンクオプションadb_unarcv_sort_rthd_numに1以上の値を指定した場合
アンアーカイブチャンクオプションadb_unarcv_sort_rthd_numの指定値
- 注※
-
変数DEFAULT_RTHD_NUMは「表8‒12 変数DEFAULT_RTHD_NUMの求め方」を参照して求めてください。
- UNARCHIVE_DIVIDX_RTHD_NUM
-
次の表に示す計算式から求めてください。
表8‒27 UNARCHIVE_DIVIDX_RTHD_NUMの求め方 項番
バージョン04-00以前のアンアーカイブチャンクオプションまたはサーバ定義の値
UNARCHIVE_DIVIDX_RTHD_NUMに代入する値
1
アンアーカイブチャンクオプションadb_unarcv_dividx_rthd_numの指定を省略した場合
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定を省略した場合
変数DEFAULT_RTHD_NUM※の値
2
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに0を指定した場合
3
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドに1以上の値を指定した場合
サーバ定義adb_cmd_rthd_numオペランドの指定値
4
アンアーカイブチャンクオプションadb_unarcv_dividx_rthd_numに0を指定した場合
変数DEFAULT_RTHD_NUM※の値
5
アンアーカイブチャンクオプションadb_unarcv_dividx_rthd_numに1以上の値を指定した場合
アンアーカイブチャンクオプションadb_unarcv_dividx_rthd_numの指定値
- 注※
-
変数DEFAULT_RTHD_NUMは「表8‒12 変数DEFAULT_RTHD_NUMの求め方」を参照して求めてください。
(11) 更新行のカラム化機能を有効にする
「8.6.1 バージョンアップ前に実施すること」の「(11) 更新行のカラム化機能を無効にする」で,更新行のカラム化機能を無効にした場合は,更新行のカラム化機能を有効にしてください。
--startオプションを指定してadbcolumnizeコマンドを実行してください。更新行のカラム化機能が有効になります。
- メモ
-
adbcolumnizeコマンドについては,マニュアルHADB コマンドリファレンスのadbcolumnize(更新行のカラム化機能の管理)を参照してください。