18.29.2 監査証跡機能の運用方法
ここでは,監査証跡機能とマルチノード機能の両方を使用する際の運用方法に関する留意事項について説明します。監査証跡機能の運用方法については,「12. 監査証跡機能の運用」を参照してください。
- ■監査証跡機能を有効にする場合,または無効にする場合
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監査証跡機能を有効にする場合は,プライマリノードでadbaudittrail --startコマンドを実行してください。全ノードで監査証跡機能が有効になります。
監査証跡機能を無効にする場合は,プライマリノードでadbaudittrail --stopコマンドを実行してください。全ノードで監査証跡機能が無効になります。
- メモ
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ノードごとに監査証跡機能を有効にしたり,無効にしたりすることはできません。
- ■監査証跡ファイルを切り替える場合
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監査証跡ファイルを切り替えたいノードでadbaudittrail --swapコマンドを実行してください。
また,監査証跡ファイルを切り替えたいノードのノード番号を-nオプションに指定して,プライマリノードでadbaudittrail --swapコマンドを実行しても監査証跡ファイルを切り替えることができます。
なお,監査証跡ファイルを切り替えたいノードのノード番号を確認する場合,adbls -d nodeコマンドを実行してください。adbls -d nodeコマンドについては,マニュアルHADB コマンドリファレンスのadbls -d node(各ノードのHADBサーバの状態表示)を参照してください。
- ■監査証跡機能に関連する情報を表示する場合
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監査証跡機能に関連する情報を調べたいノードでadbaudittrail -dコマンドを実行してください。
また,監査証跡機能に関連する情報を調べたいノードのノード番号を-nオプションに指定して,プライマリノードでadbaudittrail -dコマンドを実行しても監査証跡機能に関連する情報を調べることができます。
なお,監査証跡機能に関連する情報を調べたいノードのノード番号を確認する場合,adbls -d nodeコマンドを実行してください。adbls -d nodeコマンドについては,マニュアルHADB コマンドリファレンスのadbls -d node(各ノードのHADBサーバの状態表示)を参照してください。