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Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


18.11.3 データ用DBエリアの追加・削除・拡張(マルチノード機能の使用時)

ここでは,マルチノード機能を使用している場合に,adbmodareaコマンドを使用して,データ用DBエリアの追加,削除および拡張する方法について説明します。

〈この項の構成〉

(1) データ用DBエリアを追加する方法

データ用DBエリアを追加する方法については,「11.11.1 データ用DBエリアを追加する方法」を参照してください。

なお,データ用DBエリアを追加するadbmodareaコマンドは,プライマリノードで実行してください。

重要

マルチノード構成から切り離されているノードがある場合,データ用DBエリアを追加できません。切り離されているノードをマルチノード構成に復帰させたあとに,データ用DBエリアを追加してください。

サーバマシンの故障などによって,マルチノード構成からノードを除外してから,セカンダリノードとしてマルチノード構成に再度追加するまでの間に,データ用DBエリアを追加した場合は,DBディレクトリを再作成する必要があります。この場合の手順については,「18.20.1 セカンダリノードの新規追加」を参照してください。

同様に,データ用DBエリアを追加したときにマルチノード構成になかったワーカーノードをマルチノード構成に追加する場合も,DBディレクトリを再作成する必要があります。DBディレクトリを再作成する際,データ用DBエリアの構成変更の差分情報を反映した初期設定オプションを作成する必要があります。作成方法については,「18.20.2 セカンダリノードの新規追加時にadbinitコマンドを実行する際の留意事項」を参照してください。その際,セカンダリノードをワーカーノードに読み替えてください。

メモ

データ用DBエリアの追加中にHADBサーバが異常終了した場合,そのノードのDBディレクトリには,追加しようとしたデータ用DBエリアファイルへのシンボリックリンクが残ったままになることがあります。シンボリックリンクが残ったままでも,動作上の問題はありません。

なお,クラウドストレージ機能を使用している場合は,この留意事項は発生しません。

■共有ディスクのSCSIリザーブを使用している場合

共有ディスクのSCSIリザーブを使用している場合は,データ用DBエリアを追加する前に,HAモニタのserversファイル中のオペランドの指定を変更する必要があります。データ用DBエリアを追加する手順を次に示します。

手順

  1. マルチノード構成のHADBサーバを正常終了する

    終了方法については,「18.5.2 マルチノード構成のHADBサーバの終了方法」を参照してください。

  2. HAモニタのserversファイルの指定を変更する

    scsi_deviceオペランドまたはdmmp_deviceオペランドに,追加するディスクのデバイス名を追加してください。プライマリノードおよびセカンダリノードserversファイルの指定を変更してください。

  3. マルチノード構成のHADBサーバを正常開始する

    開始方法については,「18.5.1 マルチノード構成のHADBサーバの開始方法」を参照してください。

  4. adbmodareaコマンドを実行して,データ用DBエリアを追加する

    データ用DBエリアを追加する方法については,「11.11.1 データ用DBエリアを追加する方法」を参照してください。

(2) データ用DBエリアを削除する方法

データ用DBエリアを削除する方法については,「11.11.2 データ用DBエリアを削除する方法」を参照してください。

なお,データ用DBエリアを削除するadbmodareaコマンドは,プライマリノードで実行してください。

メモ

データ用DBエリアの削除時に停止中のノードがある場合,そのノードのDBディレクトリには,削除したデータ用DBエリアのデータ用DBエリアファイルへのシンボリックリンクが残ったままになります。シンボリックリンクが残ったままでも,動作上の問題はありません。

なお,クラウドストレージ機能を使用している場合は,この留意事項は発生しません。

■共有ディスクのSCSIリザーブを使用している場合

共有ディスクのSCSIリザーブを使用している場合は,データ用DBエリアを削除したあとに,HAモニタのserversファイル中のオペランドの指定を変更する必要があります。データ用DBエリアを削除する手順を次に示します。

手順

  1. adbmodareaコマンドを実行して,データ用DBエリアを削除する

    データ用DBエリアを削除する方法については,「11.11.2 データ用DBエリアを削除する方法」を参照してください。

  2. マルチノード構成のHADBサーバを正常終了する

    終了方法については,「18.5.2 マルチノード構成のHADBサーバの終了方法」を参照してください。

  3. HAモニタのserversファイルの指定を変更する

    scsi_deviceオペランドまたはdmmp_deviceオペランドから,削除したディスクのデバイス名を削除してください。プライマリノードおよびセカンダリノードserversファイルの指定を変更してください。

  4. マルチノード構成のHADBサーバを正常開始する

    開始方法については,「18.5.1 マルチノード構成のHADBサーバの開始方法」を参照してください。

(3) データ用DBエリアを拡張する方法(データ用DBエリアファイルの追加)

データ用DBエリアを拡張する方法については,「11.11.3 データ用DBエリアを拡張する方法(データ用DBエリアファイルの追加)」を参照してください。

なお,データ用DBエリアを拡張するadbmodareaコマンドは,プライマリノードで実行してください。

重要

マルチノード構成から切り離されているノードがある場合,データ用DBエリアを拡張できません。切り離されているノードをマルチノード構成に復帰させたあとに,データ用DBエリアを拡張してください。

サーバマシンの故障などによって,マルチノード構成からノードを除外してから,セカンダリノードとしてマルチノード構成に再度追加するまでの間に,データ用DBエリアを拡張した場合は,DBディレクトリを再作成する必要があります。この場合の手順については,「18.20.1 セカンダリノードの新規追加」を参照してください。

同様に,データ用DBエリアを拡張したときにマルチノード構成になかったワーカーノードをマルチノード構成に追加する場合も,DBディレクトリを再作成する必要があります。DBディレクトリを再作成する際,データ用DBエリアの構成変更の差分情報を反映した初期設定オプションを作成する必要があります。作成方法については,「18.20.2 セカンダリノードの新規追加時にadbinitコマンドを実行する際の留意事項」を参照してください。その際,セカンダリノードをワーカーノードに読み替えてください。

メモ

データ用DBエリアの拡張中にHADBサーバが異常終了した場合,そのノードのDBディレクトリには,追加しようとしたデータ用DBエリアファイルへのシンボリックリンクが残ったままになることがあります。シンボリックリンクが残ったままでも,動作上の問題はありません。

なお,クラウドストレージ機能を使用している場合は,この留意事項は発生しません。

■共有ディスクのSCSIリザーブを使用している場合

共有ディスクのSCSIリザーブを使用している場合は,データ用DBエリアを拡張する前に,HAモニタのserversファイル中のオペランドの指定を変更する必要があります。データ用DBエリアを拡張する手順を次に示します。

手順

  1. マルチノード構成のHADBサーバを正常終了する

    終了方法については,「18.5.2 マルチノード構成のHADBサーバの終了方法」を参照してください。

  2. HAモニタのserversファイルの指定を変更する

    scsi_deviceオペランドまたはdmmp_deviceオペランドに,追加するディスクのデバイス名を追加してください。プライマリノードおよびセカンダリノードserversファイルの指定を変更してください。

  3. マルチノード構成のHADBサーバを正常開始する

    開始方法については,「18.5.1 マルチノード構成のHADBサーバの開始方法」を参照してください。

  4. adbmodareaコマンドを実行して,データ用DBエリアを拡張する

    データ用DBエリアを拡張する方法については,「11.11.3 データ用DBエリアを拡張する方法(データ用DBエリアファイルの追加)」を参照してください。