Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


16.1.2 APが実行できない場合の対処方法(KFAA40005-Eメッセージが出力された場合)

APの実行時に,ほかのAPおよびコマンドを同時に実行していなくても,KFAA40005-Eメッセージが出力される場合は,排他資源を確保したまま,終了していないトランザクションがある可能性があります。

adbls -d cnctコマンドを実行して,トランザクションの処理状況を確認してください。出力項目「STATUS」を確認して,"STARTED"となっているAPおよびコマンドがないかどうかを確認してください。

"STARTED"となっているAPおよびコマンドがある場合は,対象のトランザクションの終了を待つか,またはadbcancelコマンドで対象のトランザクションを終了させてください。

なお,サーバ定義のadb_sys_lck_conflict_behaviorオペランドにWAITを指定すると,特定の処理で排他資源が競合したときに,「排他資源の競合によるエラー(WAITモードがNOWAIT)」から,「排他資源を確保するまで待ち状態にする(WAITモードがWAIT)」に変更できます。特定の処理については,adb_sys_lck_conflict_behaviorオペランドの説明個所で説明しています。