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Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


11.18.2 システム表を再編成するタイミング

無効な行データの増加によるディスクの空き容量の不足を防ぐために,adbreorgsystemdataコマンドを実行して,システム表(実表)を再編成する必要があります。

システム表(実表)を再編成するタイミングは,システム表用DBエリアファイルを,レギュラーファイルとブロックスペシャルファイルのどちらに作成したかによって異なります。

メモ

クラウドストレージ機能を使用している場合は,「■ブロックスペシャルファイルの場合」をお読みください。

■レギュラーファイルの場合

無効な行データが増加して,システム表(実表)を格納するディスクの空き容量が不足しても,HADBサーバから警告メッセージは出力されません。

そのため,運用を開始する前に,次に示す手順でシステム表(実表)を再編成するタイミングを検討してください。そして,運用を開始したあとに,検討したタイミングで,システム表(実表)を再編成するようにしてください。

メモ

ブロックスペシャルファイルの場合は,再編成が必要なタイミングで,HADBサーバから警告メッセージが出力されます。そのため,システム表用DBエリアファイルは,ブロックスペシャルファイルに作成することを推奨します。レギュラーファイルからブロックスペシャルファイルに変更する方法は,「11.11.5 データ用DBエリアファイルの格納場所を変更する方法」の「(1) データ用DBエリアファイルをレギュラーファイルからブロックスペシャルファイルに変更する」を参照してください。

手順

  1. システム表(実表)を再編成する頻度を決める

    adbreorgsystemdataコマンドで,システム表(実表)を再編成する頻度を決めてください。基本的には,半年に1回を目安としてください。

  2. システム表用DBエリアの容量を見積もる

    手順1.で決めた再編成の頻度を踏まえて,システム表用DBエリアの容量を見積もってください。見積もりを行う場合は,「5.12 システム表用DBエリアの容量見積もり」を参照してください。

  3. 見積もり結果を基にデータベースを作成する

    手順2.で求めたシステム表用DBエリアの容量を基に,ディスクを準備して,データベースを作成してください。

  4. 定期的にシステム表(実表)を再編成する

    運用を開始したら,手順1.で決めた再編成の頻度に従って,adbreorgsystemdataコマンドを実行してください。

■ブロックスペシャルファイルの場合

無効な行データが増加して,システム表(実表)を格納するディスクの空き容量が不足すると,HADBサーバから次の警告メッセージが出力されます。

  • KFAA61213-Wメッセージ

  • KFAA61214-Wメッセージ

警告メッセージが出力されたら,adbreorgsystemdataコマンドを実行して,システム表(実表)を再編成してください。

なお,警告メッセージが出力されなくても,運用に合わせてシステム表(実表)を再編成しても問題ありません。その場合は,半年に1回を目安に,adbreorgsystemdataコマンドを実行することを推奨します。