Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


8.2 インストール

ここでは,HADBサーバおよびHADBオプションのインストール方法について説明します。

HADBクライアントのインストール方法については,マニュアルHADB AP開発ガイドHADBクライアントのインストールおよびアンインストールを参照してください。

注意事項
  • HADBサーバのインストールデータには,RHEL 7およびRHEL 8用のインストールデータと,RHEL 9用のインストールデータの2種類があります。使用しているLinuxのバージョンに対応するインストールデータを使用して,HADBサーバのインストールを実行してください。例えば,RHEL 8を使用している場合に,RHEL 9用のインストールデータを使用してHADBサーバのインストールを実行すると,インストールデータの不整合によるエラーとなります(KFAA91553-Eメッセージが出力されます)。

    特に,RHEL 7およびRHEL 8用のインストールデータと,RHEL 9用のインストールデータの両方を持っている場合は,インストールデータを間違えないようにご注意ください。

  • HADBオプションおよびLinux版のHADBクライアントにも,RHEL 7およびRHEL 8用のインストールデータと,RHEL 9用のインストールデータの2種類があります。インストールの際にインストールデータを間違えないようにご注意ください。

    なお,HADBオプションおよびLinux版のHADBクライアントについては,HADBサーバとは異なり,インストール時のインストールデータの整合性チェックが行われません。

  • HADBサーバ,HADBオプション,およびHADBクライアントのインストールCD-ROMに格納されているインストールデータを使用してください。別のCD-ROMに格納されているtar.gz形式のファイルなどを使用してインストールを実行すると,インストールがエラーになったり,HADBサーバが開始できなかったりするおそれがあります。

〈この節の構成〉