Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


18.22.4 データ用DBエリアの追加

データ用DBエリアの追加手順を次に示します。

<ここの操作説明の前提条件>

図18‒6 AWS環境でのコールドスタンバイ構成例」で示すとおり,hadb01が実行系で,hadb02が待機系であるとします。

手順

  1. 同期対象のリソースを追加する

    新しくディスクを追加して,データ用DBエリアを拡張するときと同様に同期対象のリソースを追加してください。手順については,「18.22.6 DBエリアの拡張」の「(1) 新しいディスクを追加してDBエリアを拡張する場合」の「■同期対象リソースの追加」を参照してください。

  2. データ用DBエリアを追加する

    実行系のHADBサーバでadbmodareaコマンドを実行してデータ用DBエリアを追加してください。

    DBエリア追加・変更オプションの指定例を次に示します。

    • ADBUTBL02を追加する場合

      adbaddarea -n ADBUTBL02 -i 2G -v /dev/drbd9
    • ADBUIDX02を追加する場合

      adbaddarea -n ADBUIDX02 -i 2G -v /dev/drbd10