Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


付録B.10 SQL_VIEW_TABLE_USAGEの内容

SQL_VIEW_TABLE_USAGEには,ビュー表の基表の情報が格納されています。1行に1基表分の情報が格納されています。

なお,定義したビュー表の基表がビュー表の場合は,そのビュー表の基表の情報も格納されます。ビュー表の基表が実表になるまで,すべての情報が格納されます。例を次の図に示します。

図B‒3 基表がビュー表の場合に格納される情報の例

[図データ]

[説明]

ビュー表V3の基表は,ビュー表V1とビュー表V2です。そのため,ビュー表V3の基表の情報としては,ビュー表V1とビュー表V2だけでなく,実表T1,実表T2および実表T3の情報も,SQL_VIEW_TABLE_USAGEに格納されます。

SQL_VIEW_TABLE_USAGEの内容を次の表に示します。

表B‒12 SQL_VIEW_TABLE_USAGEの内容

項番

列名

データ型

格納されている情報

1

VIEW_SCHEMA

VARCHAR(100)

ビュー表のスキーマ名

2

VIEW_NAME

VARCHAR(100)

ビュー表の表識別子

3

VIEW_ID

SMALLINT

ビューID

4

TABLE_SCHEMA

VARCHAR(100)

基表のスキーマ名

5

TABLE_NAME

VARCHAR(100)

基表の表識別子

6

TABLE_TYPE

CHAR(1)

基表の種類

  • 'R':実表

  • 'V':ビュー表

7

IS_DIRECT

CHAR(1)

直接基表として指定した表かどうかの情報

  • 'Y':直接指定

  • 'N':直接指定ではない