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Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


16.21.8 監査証跡機能を使用するための準備を行う

移行前のシステムで監査証跡機能を使用していた場合は,ここで説明する作業を実施してください。

  1. 監査証跡の出力先ディレクトリを作成するファイルシステムを準備する

    監査証跡の出力先ディレクトリを作成するファイルシステムを,ノードごとに準備してください。監査証跡の出力先ディレクトリを作成するファイルシステムについては,「16.27.1 監査証跡機能の環境設定」を参照してください。

  2. 共有のファイルシステムに監査証跡の保存先ディレクトリを作成する

    監査証跡を検索する際に使用するADB_AUDITREAD関数中に指定する監査証跡ファイルが,全ノードから同じ絶対パスで参照できるように環境を構築する必要があります。そのため,全ノードで共有のファイルシステムに監査証跡の保存先ディレクトリを作成してください。詳細については,「16.27.1 監査証跡機能の環境設定」を参照してください。