16.7 コマンドによるプライマリノードの切り替え
コマンドを実行して,プライマリノードを切り替えることができます。系のリセットを使用している場合と,共有ディスクのSCSIリザーブを使用している場合とで手順が異なります。
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系のリセットを使用している場合
HAモニタのmonswapコマンドをプライマリノードで実行すると,プライマリノードを切り替えることができます。
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共有ディスクのSCSIリザーブを使用している場合
次の手順で,プライマリノードを切り替えることができます。
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adbstop --cancel --nodeコマンドをプライマリノードで実行する
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HAモニタのmonswapコマンドをプライマリノードで実行する
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新しくプライマリノードになるセカンダリノードは,HAモニタのserversファイルのinitialおよびstandbypriオペランドの指定によって決まります。initialおよびstandbypriオペランドについては,「16.3.4 HAモニタの環境設定」の「(3) serversファイルの指定」,およびマニュアルHAモニタ Linux(R)(x86)編のサーバ対応の環境設定(servers)を参照してください。
なお,コマンドを実行したノードは,マルチノード構成から切り離されます。
- メモ
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monswapコマンドについては,マニュアルHAモニタ Linux(R)(x86)編のコマンドを参照してください。
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コマンドによるプライマリノードの切り替えは,HAモニタの計画系切り替え機能を使用しています。
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