15.3.2 DBエリアの自動増分の失敗が原因の場合
DBエリアファイルを格納するディスクの空き容量が少ないときに自動増分が行われると,自動増分に失敗することがあります。このとき,KFAA41206-Iメッセージが出力され,メッセージ中にDBエリアファイルを格納するディスクの空き容量がないことを示すエラー番号が表示されます。この場合,DBエリアファイルの格納領域を拡張することを検討してください。
なお,自動増分に失敗したDBエリアファイルは,一時的に満杯状態※となり,表データおよびインデクスデータの格納対象から除かれます。DBエリアを構成するすべてのDBエリアファイルが満杯状態になると,DBエリアが満杯になったことを示すKFAA30756-Eメッセージが出力されます。この場合,DBエリアファイルの格納領域を拡張してください。
DBエリアファイルの格納領域の拡張手順については,「15.3.1 DBエリアファイルの容量増加が原因の場合」を参照してください。
- 注※
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一時的な満杯状態は,次に示す契機で解除されます。
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HADBサーバを再起動したとき
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DBエリアを構成するすべてのDBエリアファイルが満杯状態になったとき
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- メモ
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作業表用DBエリアファイルは,満杯状態にはなりません。