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Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


11.16.14 同義語一覧定義ファイルを再作成する(同義語一覧定義ファイルを紛失した場合)

adbsyndictコマンドを実行すると,同義語一覧定義ファイルを再作成できます。同義語一覧定義ファイルを紛失したときなどに,同義語一覧定義ファイルを再作成してください。

例題

同義語辞書Dictionary1の同義語一覧定義ファイルを再作成します。

手順

  1. adbsyndictコマンドを実行して,同義語辞書Dictionary1の同義語一覧定義ファイルを再作成する

    adbsyndict -n Dictionary1 -o /home/adbmanager/dictionary1_output.txt

    -nオプションには,同義語辞書名を指定します。

    -oオプションには,出力先のファイル名を指定します。

  2. 再作成された同義語一覧定義ファイルを開いて内容を確認する

    "データベース","データバンク","database"↓
    "アプリケーションサーバ","APサーバ","application server"↓

    (凡例)↓:改行

メモ
  • 自分が作成した同義語一覧定義ファイルと,adbsyndictコマンドで再作成した同義語一覧定義ファイルでは,次の点が異なることがあります。

    ・各同義語に囲み文字(二重引用符)が付きます。

    ・同義語グループ内で同じ同義語を2つ以上指定していた場合,1つだけが出力されます。

    ・同義語グループ内の同義語の指定順が異なることがあります。

    ・改行コードはX'0A'LF)になります。

  • 手順の1.で同義語一覧定義ファイルの再作成が完了した場合,KFAA51529-Iメッセージが出力されます。メッセージ中の同義語辞書名を確認し,同義語一覧定義ファイルの再作成が完了したことを確認してください。