11.7.1 HADBユーザにユーザ権限とスキーマ操作権限を付与する方法
ユーザ権限およびスキーマ操作権限は,定義系SQLのGRANT文で付与します。
DBA権限およびCONNECT権限を持っているHADBユーザが,GRANT文を実行してください。
HADBユーザに,ユーザ権限およびスキーマ操作権限を付与する例を次に示します。
- 指定例1
-
HADBユーザ「ADBUSER02」に,DBA権限,CONNECT権限およびスキーマ定義権限を付与します。
GRANT DBA,CONNECT,SCHEMA TO "ADBUSER02"
- 指定例2
-
HADBユーザ「ADBUSER03」と「ADBUSER04」に,CONNECT権限およびスキーマ定義権限を付与します。
GRANT CONNECT,SCHEMA TO "ADBUSER03","ADBUSER04"
GRANT文については,マニュアルHADB SQLリファレンスの定義系SQLのGRANT(権限の付与)を参照してください。
- 重要
-
同一のHADBユーザが監査管理権限とDBA権限の両方を持つことはできません。そのため,監査管理権限を持っているHADBユーザにDBA権限を付与することはできません。