Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


11.2.5 ビュー表を削除する方法

ビュー表を削除するには,定義系SQLのDROP VIEW文を実行します。

自分(HADBサーバに接続中の認可識別子のHADBユーザ)が所有しているビュー表だけを削除できます。ほかのHADBユーザが所有しているビュー表は削除できません。

重要

ビュー表を削除した場合,削除対象のビュー表に依存するすべてのビュー表が削除されます(または無効化されます)。そのため,ビュー表を削除する前に,削除対象のビュー表に依存するビュー表があるかどうかを確認し,削除または無効化されても問題ないことを確認してください。

ビュー表の削除例を次に示します。

例題

11.2.1 ビュー表を定義する方法」で定義したCUSTOMER30s表を削除します。

手順

  1. CUSTOMER30sに依存するビュー表を確認する

    ディクショナリ表を検索すると,削除対象のビュー表に依存するビュー表を確認できます。ディクショナリ表の検索例については,「11.2.11 依存するビュー表を確認する方法」を参照してください。

  2. CUSTOMER30sDROP VIEW文で削除する

    DROP VIEW "CUSTOMER30s" CASCADE
    メモ

    上記の例では,削除動作にCASCADEを指定しているため,削除対象のビュー表(CUSTOMER30s)に依存するすべてのビュー表が削除されます。削除動作の指定を省略した場合は,削除対象のビュー表に依存するすべてのビュー表が無効化されます。