9.4.3　パスワードの指定規則

パスワードの指定規則を次に示します。

パスワードに使用できる文字は，半角の英大文字，半角の英小文字，半角の数字，\（バックスラッシュ），および次に示す半角の文字です。

@ ` ! " # $ % & ' ( ) * : + ; [ ] { } , = < > | - . ^ ~ / ? _
JDBCドライバを利用する場合は，パスワードに次に示す半角文字を使用しないことを推奨します。

&
ODBCドライバを利用する場合は，パスワードに次に示す半角文字を使用しないことを推奨します。

[ ] { } ( ) , ; ? * = ! @
パスワードは文字列定数の形式で指定します。そのため，パスワードをアポストロフィで囲む必要があります。

（例）パスワードにPassword01を指定する場合

IDENTIFIED BY 'Password01'
パスワードの文字列にアポストロフィがある場合，1個のアポストロフィを表すのに2個のアポストロフィを指定する必要があります。

（例）パスワードにPass'01を指定する場合

IDENTIFIED BY 'Pass''01'
パスワードに空文字は指定できません（次の指定はできません）。

（例）IDENTIFIED BY ''
パスワードは255文字（255バイト）まで指定できます。
パスワードの指定形式の詳細（文字列定数の指定形式の詳細）については，マニュアルHADB　SQLリファレンスの基本項目の定数の定数の記述形式を参照してください。

■コマンドの-pオプションにパスワードを指定する場合の規則

コマンドの-pオプションにパスワードを指定する場合，次の規則があります。