8.10.1　注意事項（OSの時刻変更）

サーバマシンのOSの時刻を変更する場合の注意事項を，次に示します。

サーバマシンのOSの時刻を変更する場合，必ずHADBサーバが正常終了しているときに実施してください。HADBサーバの稼働中に，サーバマシンのOSの時刻を変更してしまうと，HADBサーバおよびHADBクライアントが予期しない動作をするおそれがあります。
サーバマシンのOSの時刻を変更した場合，次に示す時刻表示などは，変更後のOSの時刻になります。そのため，時刻を意識するAPがある場合は，影響を受けるおそれがあります。
- SQL文で取得する時刻
- コマンドを実行した時刻
- ディクショナリ表に格納されるタイムスタンプ
- システム表に格納されるタイムスタンプ
NTPプログラムを使用してOSの時刻を補正する場合は，遅延調整方式（Slew方式）を選択してください（時刻の戻り，または大幅な時刻変更が発生しないようにしてください）。