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Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


6.20 アンロードファイルの容量見積もり

ここでは,adbreorgsystemdataコマンド実行時に出力されるアンロードファイルの容量の求め方について説明します。アンロードファイルの容量は,再編成の対象とするシステム表(実表)の使用量で決まります。

アンロードファイルの容量(UNLDFILESIZE)については,次に示す計算式から求めてください。

計算式(単位:キロバイト)

[図データ]

変数の説明

ROWSIZE

アンロードファイル内の1行のデータ長(単位:バイト)

システム表(実表)ごとに異なります。次の表から求めてください。

表6‒27 システム表(実表)ごとのアンロードファイル内の1行のデータ長

項番

システム表(実表)

アンロードファイル内の1行のデータ長(単位:バイト)

1

STATUS_TABLES

417

2

STATUS_COLUMNS

32,721

3

STATUS_INDEXES

472

4

STATUS_CHUNKS

1,436

5

STATUS_SYNONYM_DICTIONARIES

2,237

ROWNUM

システム表(実表)の行数

SQL文を実行して,再編成対象のシステム表(実表)の行数を取得してください。詳細については,「11.17.5 システム表の状態や使用量を確認する方法」の「(2) システム表(実表)の格納効率を確認する」を参照してください。