Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


6.3.20 adbsyndictコマンド実行時のメモリ所要量の求め方

adbsyndictコマンドを実行する場合,HADBサーバは次に示すメモリを使用します。各メモリの所要量を求めてください。

■共有メモリ
  • プロセス共通メモリ(PROC_SYNDICTSZ

  • リアルスレッド固有メモリ(RTHD_SYNDICTSZ

それぞれのメモリ所要量の計算式を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) プロセス共通メモリの所要量の求め方(adbsyndictコマンド実行時)

adbsyndictコマンド実行時のプロセス共通メモリ(PROC_SYNDICTSZ)の所要量は,次に示す計算式から求めてください。

計算式(単位:キロバイト)

[図データ]

注※

監査証跡機能が有効な場合に加算してください。

変数の説明

SYNDICDEFSZ

同義語辞書の情報を管理するメモリ

次の値を代入してください。

値(単位:キロバイト)

[図データ]

PROC_AUDINFSZ

6.3.3 HADBサーバ開始時のメモリ所要量の求め方」の「(3) プロセス共通メモリの所要量の求め方(HADBサーバ開始時)」の「(r) 変数AUDINFの求め方」にある変数PROC_AUDINFSZを参照して求めてください。

(2) リアルスレッド固有メモリの所要量の求め方(adbsyndictコマンド実行時)

adbsyndictコマンド実行時のリアルスレッド固有メモリ(RTHD_SYNDICTSZ)の所要量は,次に示す計算式から求めてください。

計算式(単位:キロバイト)

[図データ]

変数の説明

syn_group_num

同義語グループの数(単位:個)

SYNDICACCSZ

同義語辞書の情報を操作するメモリ

次の値を代入してください。

値(単位:キロバイト)

[図データ]