16.11.2 実表の運用(マルチノード機能の使用時)
ここでは,マルチノード機能を使用している場合の,実表の運用について説明します。
マルチノード機能を使用している場合,実表の運用のうち,次の運用項目ではマルチノード機能特有の運用が必要となります。
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実表にデータを格納する方法
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実表の更新不可状態を解除する方法
上記以外については,マルチノード機能を使用しない場合と同じです。「11.1 実表の運用」を参照してください。
(1) 実表にデータを格納する方法(マルチノード機能の使用時)
マルチノード機能を使用している場合,adbimportコマンドを実行できるノードはプライマリノードだけです。セカンダリノードでは,adbimportコマンドを実行できません。
adbimportコマンドについては,マニュアルHADB コマンドリファレンスのadbimport(データのインポート)を参照してください。
adbimportコマンドとトランザクションの同時実行可否については,「2.19.2 トランザクションおよびコマンドが実行されるノード」の「(4) トランザクションとコマンドの同時実行についての制限」を参照してください。
(2) 実表の更新不可状態を解除する方法(マルチノード機能の使用時)
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adbimportコマンドまたはadbidxrebuildコマンドが異常終了した場合
adbimportコマンドまたはadbidxrebuildコマンドが異常終了し,処理対象の実表が更新不可状態になった場合,異常終了したコマンドを再実行して,実表の更新不可状態を解除してください。
なお,プライマリノードのHADBサーバが異常終了してプライマリノードが切り替わった場合は,新たなプライマリノードでadbidxrebuildコマンドを実行し,実表の更新不可状態を解除してください。このとき,--create-temp-fileオプションを指定してadbidxrebuildコマンドを実行してください。
--create-temp-fileオプションについては,マニュアルHADB コマンドリファレンスのadbidxrebuild(インデクスの再作成)のadbidxrebuildコマンドの指定形式を参照してください。
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adbunarchivechunkコマンドが異常終了した場合
adbunarchivechunkコマンドが異常終了し,処理対象の実表が更新不可状態になった場合,adbunarchivechunkコマンドを再実行して,実表の更新不可状態を解除してください。
- メモ
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実表の更新不可状態については,「15.8.1 実表が更新不可状態になった場合」を参照してください。