16.5.4 ノード障害が発生した場合
ノード障害が発生した場合,障害が発生したノードで実行中のトランザクションはロールバックします。
プライマリノードでノード障害が発生した場合は,プライマリノードで実行されていたデータベースの更新処理に対する回復処理が,新たにプライマリノードになるセカンダリノードで実行されます。この回復処理中に,回復処理対象のページにセカンダリノードで実行中のAPがアクセスした場合,そのAPの処理がエラーになることがあります。このとき,KFAA31733-Eメッセージが出力されます。この場合,メッセージに記載されている対処方法に従ってください。
また,障害が発生したノードでトランザクションを実行していたAPは,マルチノード構成のHADBサーバから切断されます。トランザクションを再実行する際は,改めてマルチノード構成のHADBサーバに接続してください。
なお,プライマリノードでノード障害が発生した場合,障害が発生した時点でどのノードでもトランザクションが実行されていないAPも,マルチノード構成のHADBサーバから切断されます。