16.2.1 前提ソフトウェア
マルチノード機能を使用する場合,HAモニタが必要になります。
HADBでは,HAモニタのモニタモードの機能を使用し,ノードの障害を監視しています。プライマリノードで障害が発生した場合,HAモニタの機能を使用して,セカンダリノードの1つをプライマリノードに切り替えて処理を続行します。セカンダリノードで障害が発生した場合,HAモニタの機能を使用して,セカンダリノードをマルチノード構成から切り離し,残りのノードで処理を続行します。
障害発生時のセカンダリノードの切り離し処理については,「16.15 ノード障害が発生した場合の運用」を参照してください。
なお,使用しているLinuxのバージョンによって,HAモニタの前提バージョンが次のように異なります。
-
RHEL 6の場合:01-56-01以降
-
RHEL 7の場合:01-61以降
-
RHEL 8の場合:01-71以降
- 重要
-
全ノードでHAモニタのバージョンを同じにしてください。