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Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


7.2.10 マルチノード機能に関するオペランド(set形式)

[50] adb_sys_multi_node_info = ノードのホスト名〔:ノードのポート番号〕,ノードのホスト名〔:ノードのポート番号〕〔,ノードのホスト名〔:ノードのポート番号〕〕…

〜〈文字列〉((1〜261バイト))

マルチノード機能で使用する各ノードのHADBサーバ間通信で使用するHADBサーバのホスト名,およびポート番号を「ホスト名:ポート番号」の形式で指定します。このオペランドを指定することで,マルチノード機能が使用できます。

ノードのホスト名〔:ノードのポート番号は,4個まで指定できます。

重要

HADBサーバ間で使用するネットワークと,HAモニタの監視パスのネットワークは,必ず共通のネットワークを使用してください。詳細については,「16.2.3 ネットワーク構成」の「(2) ノード間ネットワーク」を参照してください。

このオペランドには,必ず自ノード(このサーバ定義を指定して開始するHADBサーバ)のホスト名,およびポート番号も指定してください。

また,マルチノード機能で使用する全ノードに対して,このオペランドには同じ値を指定してください。その際,指定順も同じにしてください。

なお,HADBサーバ間通信で使用するポート番号は省略できます。指定を省略した場合は,23651が仮定されます。

マルチノード機能については,「16. マルチノード機能の運用」を参照してください。

[51] adb_sys_node_start_wait_time = 他ノードの起動完了待ち時間の上限

〜〈整数〉((1〜7,200))《300》(単位:秒)

マルチノード機能を使用する場合で,各ノードの起動が完了するまでの待ち時間の上限を,秒単位で指定します。

このオペランドには,基本的にデフォルト値を指定してください。