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Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


変更内容

変更内容(3000-6-501-K0) Hitachi Advanced Data Binder 05-04

追加・変更内容

変更個所

列のデータ型に配列型(ARRAY型)を定義できるようにしました。

ALTER TABLE文で配列型の列の最大要素数を変更した場合,最大要素数を変更した実表に依存するビュー表が無効化されます。ビュー表の無効化の解除方法を追加しました。

2.1.2(3)11.2.8(4)

配列型の列を定義した表の設計方法および運用方法を追加しました。

5.2.2(2)5.2.65.2.1311.1.18

データ用DBエリアの定義時に1セグメントの容量を指定できるようにしました。また,1セグメントの容量を決める際の考慮点を追加しました。

5.65.6.3(1)5.6.4

データベースに関する最大値と最小値に,次の項目を追加しました。

  • 配列データの最大要素数

  • 集まり導出表の列指定の指定数

  • 配列要素参照の添え字の指定値

  • 配列要素参照の識別番号の指定値

  • 問合せ指定中のARRAY_AGG集合関数の指定数

付録D.2

見積もり式に関する変更

データ用DBエリアの総ページ数の見積もり式を変更しました。

5.8.1(2)5.8.1(2)(b)5.8.1(2)(g)

基本行用ページ数の見積もり式を変更しました。

5.8.2(1)

配列型の列を定義した表の行長の見積もり式を追加しました。

5.8.2(3)

レンジインデクスを格納するセグメント数の見積もり式を変更しました。

5.8.6(1)5.8.6(2)

作業表を格納するために必要な基本行用ページ数の見積もり式を変更しました。

5.9.2

次に示すカーネルパラメタの見積もり式を変更しました。

  • nofile

6.2

HADBサーバ開始時のメモリ所要量の見積もり式を変更しました。

6.3.3(3)(e)

通常運用時のメモリ所要量の見積もり式を変更しました。

6.3.4(1)(b)6.3.4(2)(c)6.3.4(2)(k)6.3.4(3)

adbinitコマンド実行時のメモリ所要量の見積もり式を変更しました。

6.3.5(2)

adbimportコマンド実行時のメモリ所要量の見積もり式を変更しました。

6.3.6(1)(a)6.3.6(2)(d)

adbgetcstコマンド実行時のメモリ所要量の見積もり式を変更しました。

6.3.8(1)(b)

adbmodareaコマンド実行時のメモリ所要量の見積もり式を変更しました。

6.3.12(1)(b)

adbarchivechunkコマンド実行時のメモリ所要量の見積もり式を変更しました。

6.3.16(1)(b)

adbimportコマンド実行時に出力されるユーザログ容量の見積もり式を変更しました。

6.12.4(5)

adbmergechunkコマンド実行時に出力されるユーザログ容量の見積もり式を変更しました。

6.12.6(3)

adbarchivechunkコマンド実行時に出力されるユーザログ容量の見積もり式を変更しました。

6.12.11(4)

更新行のカラム化機能のメンテナンス処理に必要なユーザログ容量の見積もり式を変更しました。

6.12.14

サーバ定義に関する変更

次のサーバ定義を追加しました。

  • adb_sql_opt_hashjoin_div

7.17.2.2

adbbuffオペランドの次に示す内容を変更しました。

  • -aオプションのグローバルバッファのページ数の計算式

  • -vオプションのメモリサイズの計算式

  • -kオプションのテーブルスキャンバッファに関する説明,および計算式

7.2.11

インストール,およびバージョンアップに関する変更

OSの起動時や再起動時に,HADBサーバを自動的に起動する手順を追加しました。

8.2.3(4)8.12.28.12.2(4)

バージョンアップ時の注意事項(バージョンアップ時に行われるビュー表の再作成)の説明を変更しました。

8.6.5(5)

SQLトレース機能に関する変更

次の出力情報の出力例を変更しました。

  • アクセスパスの統計情報

  • SQLトレース情報

10.11.3(1)10.11.4

トラブルシュート

クライアントマシンで使用中の通信ポート数を確認する方法の説明を変更しました。

15.1.4

マルチノード機能に関する変更

HAモニタの環境設定で,コマンド用環境変数定義の作成および指定例を変更しました。

16.3.4(4)(a)16.3.4(5)(c)

コールドスタンバイ構成に関する変更

17.3.4(4)(a)17.3.4(5)(c)

サーバディレクトリ(運用時)の構成に関する変更

サーバディレクトリ(運用時)の構成に,次のファイルを追加しました。

  • $ADBDIR/spool/adbsrvd.pid(HADBサーバプロセスのプロセスID格納ファイル)

付録A.2

ディクショナリ表に関する変更

  • SQL_TABLESに次の列を追加しました。

    • N_ARRAY_COLUMN(表に定義されている配列型の列の数)

  • SQL_COLUMNSに次の列を追加しました。

    • MAX_ELEMENT(配列型の列の最大要素数)

    また,次の列の説明を変更しました。

    • DATA_TYPE_CODE(列のデータ型)

    • DATA_LENGTH(列の定義長)

付録B.2付録B.3

システム表に関する変更

STATUS_COLUMNSに次の列を追加しました。

  • MAX_ELEMENT(配列型の列の最大要素数)

  • ARRAY_DATA_LENGTH_AVG(配列要素のデータ長の平均値)

  • N_ARRAY_NULL_ELEMENT(配列要素にナル値を含む行数)

  • N_ARRAY_ELEMENT_AVG(配列データの配列要素数の平均値)

また,次の列の説明を変更しました。

  • COLUMN_VALUE_MAX(列の値の最大値)

  • COLUMN_VALUE_MIN(列の値の最小値)

  • N_NULL(ナル値の数)

  • IS_MAXMIN_COMPLETE(列の値の最大値および列の値の最小値の取得処理が完了しているかどうかの情報)

付録C.3

次に示す用語の説明を変更または追加しました。

  • 1セグメントの容量

  • セグメント

  • セグメントサイズ

用語解説

HADBクライアントの適用OSにWindows Server 2019を追加しました。

マルチノード機能の用語を次のように変更しました。

  • 「マスタノード」を「プライマリノード」に変更しました。

  • 「スレーブノード」を「セカンダリノード」に変更しました。

単なる誤字・脱字などはお断りなく訂正しました。