付録B.1 サンプルシェルプログラムの使用方法
(1) サンプルシェルプログラムの格納先
サンプルシェルプログラムは,$PDDIR/bin下に格納されています。ファイル名はpdpairdsp.shです。
(2) 準備作業
サンプルシェルプログラムを使用する前の準備手順を次に示します。
- 〈手順〉
-
-
サンプルシェルプログラムは使用環境に応じてカスタマイズする必要があるため,$PDDIR/bin下にあるサンプルシェルプログラムを,シェルを実行するカレントディレクトリにコピーしてください。
-
サンプルシェルプログラムをカスタマイズします。サンプルシェルプログラムは,使用環境に応じてシェル変数の指定値を変更する必要があります。指定値を変更するシェル変数を次に示します。
シェル名
変数名
変数の指定値
pdpairdsp.sh
HORCMINST
システム共通定義のHORCMINSTオペランドの値を指定します。
-
サンプルシェルを実行する前に,リアルタイムSANレプリケーションで使用するインスタンスのRAID Managerを起動してください。
-
(3) サンプルシェルプログラムの実行
HiRDB管理者(RAID Manager管理者権限も同時に保有していること)がサンプルシェルプログラムを実行できます。次に示すコマンドラインを入力してサンプルシェルプログラムを実行してください。
pdpairdsp.sh ペア論理ボリュームグループ名[ ペア論理ボリュームグループ名 …]
ペア論理ボリュームグループ名:サンプルシェルの実行対象になるペア論理ボリュームグループの名称を指定します。
ペア論理ボリュームグループ名を複数指定する場合は,間に半角スペースを指定してください。