2.4.2 HiRDBファイルシステム領域を作成するときの留意事項
HiRDBファイルシステム領域を作成するときの留意事項を次に示します。
-
更新コピーの対象ファイルを格納するHiRDBファイルシステム領域(RDエリア用のHiRDBファイルシステム領域,システムファイル用のHiRDBファイルシステム領域)は,キャラクタ型スペシャルファイルに作成してください。
-
pdfmkfsコマンドで表「リアルタイムSANレプリケーションで使用するファイル区分」に示すHiRDBファイルシステム領域を作成する場合は,-kオプションにDB,SDB,またはSYSを指定してください。-kオプションにSVRを指定したり,-kオプションを省略したりしないでください。
-
全同期方式,ハイブリッド方式,またはログ同期方式を適用する場合は,システムファイル用のHiRDBファイルシステム領域を次に示すようにそれぞれ個別に作成してください。
-
システムログファイル専用のHiRDBファイルシステム領域
-
シンクポイントダンプファイル専用のHiRDBファイルシステム領域
-
ユニット用ステータスファイル専用のHiRDBファイルシステム領域
-
サーバ用ステータスファイル専用のHiRDBファイルシステム領域
-
-
HiRDB/パラレルサーバに全同期方式,ハイブリッド方式,またはログ同期方式を適用する場合は,HiRDBファイルシステム領域を使用するサーバ(またはユニット)を混在しないようにしてください。また,共用RDエリア用のHiRDBファイルシステム領域の場合は,HiRDBファイルシステム領域を使用する更新可能バックエンドサーバを混在しないようにしてください。
- 注意事項
-
これらの条件が満たされているかどうかをHiRDBはチェックしません。これらの条件が満たされていない場合,HiRDBの動作は保証できません。