Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)


20.2.2 オプション

● -k 処理種別

レジストリ用RDエリアやレジストリLOB用RDエリアを追加するか,又はレジストリ操作用ストアドプロシジャの登録だけをするかなどの処理種別を指定します。省略した場合,allが仮定されます。

all

次の処理をする場合に指定します。なお,-aオプションで制御文ファイルを指定する必要があります。

  • レジストリ用RDエリア,及びレジストリLOB用RDエリアの追加

  • レジストリ機能を使用するためのレジストリ管理表の作成

  • レジストリ操作用ストアドプロシジャの登録

proc

レジストリ操作用ストアドプロシジャの登録だけをする場合に指定します。

レジストリ用RDエリアの追加処理が正常終了(データベース構成変更ユティリティでKFPX24200-Iメッセージのリターンコードが0又は4)した後,レジストリ機能初期設定ユティリティがエラーとなった場合に,レジストリ操作用ストアドプロシジャの登録処理だけをするときなどに指定します。なお,-aオプションは同時に指定できません。

renew

レジストリ操作用ストアドプロシジャを再登録する場合に指定します。

HiRDB/シングルサーバからHiRDB/パラレルサーバへ移行した場合に,レジストリ操作用ストアドプロシジャの再登録をするときなどに指定します。なお,-aオプションは同時に指定できません。

● -a 制御文ファイル名 〜<パス名>((255文字以内))

レジストリ機能初期設定ユティリティの制御文があるファイルの名称を絶対パス名で指定します。

HiRDB/パラレルサーバの場合,制御文ファイルは,ディクショナリサーバがあるサーバマシンから参照できるようにする必要があります。

この制御文では,レジストリ用RDエリア及びレジストリLOB用RDエリアのcreate rdarea文を同時に一つずつ指定する必要があります。既にレジストリ用RDエリア,レジストリLOB用RDエリアがある場合には,エラーとなります。

● -W 実行監視時間 〜<符号なし整数>((0〜3600)) ≪0≫

レジストリ機能初期設定ユティリティの実行時間を監視する場合に,その監視時間を分単位で指定します。このオプションに指定する値の目安や動作については,マニュアル「HiRDB Version 9 システム定義」のシステム共通定義pd_cmd_exec_timeオペランドの説明を参照してください。

なお,このオプションに0を指定した場合は,監視を行いません。

また,システム共通定義のpd_cmd_exec_timeオペランドに指定した実行監視時間は適用されません。オプションを省略した場合は,0を仮定します。