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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)


20.1.1 機能

レジストリ機能初期設定ユティリティは,プラグインモジュールを使用するためにレジストリ機能をHiRDBに組み込むためのユティリティです。

レジストリ機能初期設定ユティリティでレジストリ用RDエリア及びレジストリLOB用RDエリアを追加すると,プラグインが使用するレジストリの情報を管理するレジストリ管理表が作成されます。

レジストリ機能初期設定ユティリティを実行する場合は,あらかじめHiRDBがストアドプロシジャ機能を使用できるようにしておく必要があります。ストアドプロシジャ機能が使用できるかどうかは,pddblsコマンドで判断できます。pddblsコマンドでデータディクショナリLOB用RDエリアがあるかを調べます。データディクショナリLOB用RDエリアがあれば,ストアドプロシジャ機能が使用できます。データディクショナリLOB用RDエリアがない場合は,データベース構成変更ユティリティ(pdmod)でデータディクショナリLOB用RDエリアを追加して,ストアドプロシジャ機能を使用できる状態にしてください。

レジストリ機能初期設定ユティリティ(pdreginit)の概要を次の図に示します。

図20‒1 レジストリ機能初期設定ユティリティ(pdreginit)の概要

[図データ]