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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)


19.2.1 データベースの回復単位

データベースは次に示す単位で回復できます。回復単位はデータベース回復ユティリティのオプションで指定します。データベースの回復単位を次の表に示します。

表19‒1 データベースの回復単位

データベースの回復単位

説明

オプション

システム単位

全RDエリアを回復の対象とします。ユーザ用RDエリア以外(例えば,マスタディレクトリ用RDエリアなど)も回復対象になります。

-a

バックアップファイル単位

バックアップファイル中のRDエリアを回復の対象とします。

-c

ユニット単位

ユニット下の全RDエリアを回復の対象とします。

-u

サーバ単位

サーバ下の全RDエリアを回復の対象とします。

-s

RDエリア単位

特定のRDエリアを回復します。RDエリア名を正規表現することで,グループ化したRDエリアを同時に回復できます。

-r

注※

HiRDB/パラレルサーバの場合に該当します。HiRDB/シングルサーバの場合は該当しません。