7.6.4 注意事項
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RDエリアを削除した場合,そのRDエリアで使用していたHiRDBファイルも削除されます。
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RDエリアの削除処理中に異常が発生した場合,削除対象のRDエリアの回復処理はされません。この場合,既にHiRDBファイルが削除されていることがあるため,該当するRDエリアに対して必ず削除処理を再実行してください。
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RDエリアを削除した後は,HiRDBを正常終了させてから,システム共通定義のpdbufferオペランドを変更する必要があります。変更しないと必要以上にメモリを使用してしまいます。システム共通定義については,マニュアル「HiRDB Version 9 システム定義」を参照してください。
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解析情報表及び運用履歴表を格納するデータディクショナリ用RDエリアを削除した場合,その中に格納されている解析情報表及び運用履歴表も削除されます。
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インメモリRDエリアは削除できません。いったんインメモリ化を解除してからRDエリアを削除してください。
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レプリカRDエリアを削除する場合,RDエリアのインナレプリカ属性がカレントのときは,pddbchgコマンドでサブにする必要があります。
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レプリカRDエリアを削除した場合,pdcopyでオリジナルRDエリア,マスタディレクトリ用RDエリア,及びデータディクショナリ用RDエリアのバックアップを取得してください。
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オリジナルRDエリアに対するすべてのレプリカRDエリアを削除した場合,そのRDエリアに対するインナレプリカ機能の適用は解除されます。
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参照表又は検査制約表を格納しているRDエリアがあり,かつインナレプリカ機能を使用している場合,特定のレプリカRDエリア中の表情報だけが検査保留状態のときは,表情報が検査保留状態のレプリカRDエリアを削除すると全世代が非検査保留状態になりますが,ディクショナリ表中の検査保留状態は解除されません。ディクショナリ表の検査保留状態が解除されなかった場合は,pdconstckで整合性チェックをして,ディクショナリ表の検査保留状態を解除してください。