Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)


3.4.2 注意事項

  1. pdinitのリターンコードを次に示します。

    0:正常終了

    4:正常終了(警告レベルのエラーがありましたが,処理は正常に終了しました)

    8:正常終了(初期化は正常に終了しましたが,初期化終了の通信がエラーになりました)

    12:異常終了

  2. pdinitの結果は,次の方法で確認できます。

    pddblsコマンド(-r ALL -a指定)

    ディクショナリ表の検索

    データベース状態解析ユティリティ

  3. pdsetupコマンドで文字コードとしてutf-8,又はutf-8_ivsを選択した場合,制御文ファイル中にBOMが存在しても問題ありません。ただし,制御文ファイル中のコメントには,ASCIIコード以外の文字コードを使用できません。ASCIIコード以外の文字コードを使用した場合,pdinitが誤動作するおそれがあるため,使用しないでください。

  4. 拡張ユニットを使用する場合(pd_system_expand_unitオペランドを指定している場合)は,pdinitで拡張ユニットにRDエリアを作成できません。拡張ユニットにRDエリアを作成する場合は,pdmod(データベース構成変更ユティリティ)を使用してください。

  5. ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを適用している場合,業務サイトでpdinitを実行したときは,システムログ適用化を実施してください。