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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)


2.112.1 pdstjswapの形式と規則

〈この項の構成〉

(1) 機能

統計ログファイルをスワップし,障害が発生した統計ログファイルの管理情報を回復します。

(2) 実行者

HiRDB管理者が実行できます。

(3) 形式

(a) HiRDB/シングルサーバの場合

 pdstjswap 〔{-x ホスト名|-u ユニット識別子}〕

(b) HiRDB/パラレルサーバの場合

 pdstjswap {-x ホスト名|-u ユニット識別子}

(4) オプション

(a) -x ホスト名 〜<識別子>((1〜32))

統計ログファイルがあるユニットのホスト名を指定します。

(b) -u ユニット識別子 〜<識別子>((4文字))

統計ログファイルがあるユニットのユニット識別子を指定します。

(5) 規則

  1. pdstjswapコマンドは,HiRDBが稼働中のときだけ実行できます。

  2. pdstjswapコマンドは,シングルサーバ又はシステムマネジャがあるサーバマシンで実行してください。

(6) 注意事項

  1. pdstjswapコマンドのリターンコードを次に示します。

    0:正常終了

    8:異常終了(オプション指定不正,rsh失敗など)

  2. pdstjswapコマンドを実行すると,1世代前の統計ログファイルが上書きされます。1世代前の統計ログファイルの情報が必要な場合は,pdstjswapコマンドを実行する前に統計ログファイルのバックアップを取得してください。