2.68.1　pdls【-d org】の形式と規則

(a)　-s サーバ名　〜＜識別子＞((1〜8))

特定のサーバの追い付き反映処理の経過情報を表示したい場合，そのサーバのサーバ名を指定します。

(b)　-a

追い付き反映処理で使用する，システムログ反映ポイントの情報をすべて表示する場合に指定します。

(c)　-x ホスト名〔，ホスト名〕…

特定のホストについて情報を表示したい場合，そのホスト名を指定します。

-sオプションと同時に指定した場合は，-sオプションの指定が有効となり，-xオプションの指定は無視されます。また，複数のホスト名を指定する場合，コンマの前後には空白を含めないでください。

(d)　-u ユニット識別子〔，ユニット識別子〕…

特定のユニットについて情報を表示したい場合，そのユニット識別子を指定します。

-sオプションと同時に指定した場合は，-sオプションの指定が有効となり，-uオプションの指定は無視されます。また，複数のユニット識別子を指定する場合，コンマの前後には空白を含めないでください。

(a)　バックエンドサーバがないユニットに対してpdls -d orgコマンドを実行した場合

 UNITID: aaaa(bbccdd)
 No target server of Online DB Reorganization

(b)　-aオプションを省略した場合

 UNITID: aaaa(bbccdd)
 SERVER  STATUS  REMAIN_LOG_RECORD_COUNT
 ee...e  ff...f  gg...g

(c)　-aオプションを指定した場合

 UNITID: aaaa(bbccdd)
 SERVER  STATUS  REMAIN_LOG_RECORD_COUNT
 ee...e  ff...f  gg...g
   LOG_POINT_KIND LOGGROUP RUNID  SVRRUNID GEN_NO BLOCK_NO RECORD_NO
   START_POINT    hh...h   ii...i jj...j   kk...k ll...l   mm...m   .......1
   REFLEC_POINT   hh...h   ii...i jj...j   kk...k ll...l   mm...m   .......2
   END_POINT      hh...h   ii...i jj...j   kk...k ll...l   mm...m   .......3

［説明］

1はシステムログ反映開始ポイントの情報，2はシステムログ反映済みポイントの情報，3はシステムログ反映終端ポイントの情報です。

aaaa ：

ユニット識別子（4文字）

bbccdd：

pdlsコマンドを実行した時刻（時分秒）

ee...e：

サーバ名（8文字以内）

ff...f：

現在の追い付き反映処理の実行状況（6文字以内）

READY：追い付き反映処理の開始待ち

REFLEC：追い付き反映処理の実行中

SYNC：ペアボリューム間の同期合わせ中

NONE：更新可能なオンライン再編成を実行していない

gg...g：

追い付き反映処理で入力する更新ログレコードの残数（10進数20けた以内）。ff...fがNONEの場合，----が表示されます。

hh...h：

システムログファイルのファイルグループ名（8文字以内）

ii...i：

ランID（8文字）

jj...j：

サーバごとのランID（8文字）

kk...k：

世代番号（16進数8文字以内）

ll...l：

システムログのブロック番号（16進数8文字以内）

mm...m：

システムログのレコード番号（16進数16文字以内）