ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)

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19.4.1 オプションの形式

必ず指定するオプション,又は指定することが多いオプションを太字表示しています。

なお,オプションのフラグ引数をコンマで区切る場合,コンマの前後に空白を入れないでください。空白を入れると,空白以降が無視されます。

<この項の構成>
(1) データベースの回復
(2) ログポイント情報ファイルの再作成
(3) 他バックアッププログラム連携時のオプション指定可否

(1) データベースの回復

pdrstr -m〔ホスト名:〕マスタディレクトリ用RDエリアの先頭のHiRDBファイル名

   〔-b {〔ホスト名:〕バックアップファイル名〔,バックアップファイル名〕…|〔ホスト名:〕装置記号名〔,装置記号名〕|〔ホスト名:〕装置グループ名|〔ホスト名:〕ポリシー名}

   〔-p 処理結果出力ファイル名

   〔-w ソート用ワークディレクトリ名

   〔-y ソート用ワークバッファサイズ

   〔-k {u|i|e|m|n}

   〔-E EasyMT用MT属性定義ファイル名

   〔-B EasyMT用入出力バッファ面数

   〔-v ボリューム名〔,ボリューム名〕…

   〔-N EasyMTファイル名

   〔-U {バックアップ検索条件開始時刻,バックアップ検索条件終了時刻|,バックアップ検索条件終了時刻}

   〔-g 差分バックアップグループ名

   〔-K 差分バックアップ管理ファイルを格納するHiRDBファイルシステム領域名

   〔-q 世代番号

     〔-x 世代番号〕〕

   〔-Y 書き込みバッファサイズ

   〔-W 実行監視時間

   〔-I メッセージ出力レベル〔,メッセージ出力間隔〕

   〔-f 制御文ファイル名

注※
制御文ファイルに指定するオプションを次に示します。また,制御文ファイルに指定するオプションは,pdrstrコマンド中に直接指定できます。

●制御文ファイルの内容

  {{-l 〔ホスト名:〕アンロードログファイル名〔,アンロードログファイル名〕…

     |-L

     |-d 〔ホスト名:〕アンロードログファイル格納ディレクトリ名 〔,アンロードログファイル格納ディレクトリ名〕…

   |{-a

     |-c

     |-u ユニット識別子〔,ユニット識別子〕…

     |-s サーバ名〔,サーバ名〕…

     |-r RDエリア名〔,RDエリア名〕…

       〔-T {回復開始時刻,回復終了時刻|回復開始時刻|,回復終了時刻}〕}

(2) ログポイント情報ファイルの再作成

pdrstr -b {〔ホスト名:〕バックアップファイル名〔,バックアップファイル名〕…|〔ホスト名:〕装置記号名〔,装置記号名〕|〔ホスト名:〕装置グループ名|〔ホスト名:〕ポリシー名}

   〔-k {u|i|e|m|n}

   〔-E EasyMT用MT属性定義ファイル名

   〔-B EasyMT用入出力バッファ面数

   〔-v ボリューム名〕〔,ボリューム名〕…

   〔-N EasyMTファイル名

   〔-U {バックアップ検索条件開始時刻,バックアップ検索条件終了時刻|,バックアップ検索条件終了時刻}

   -W 実行監視時間

   -z ログポイント情報ファイル名

(3) 他バックアッププログラム連携時のオプション指定可否

オプション 他バックアッププログラム
EasyMT NetBackup
-m
-b
-l
-L
-d
-p
-w
-y
-k u × ×
i × ×
e ※1 ×
m ※1 ×
n ×
-E ×
-B ×
-v ×
-N ×
-U ×
-g
-K
-q
-x
-Y
-W
-I
-f
{-a|-c|-u|-s|-r} ※2 ※2
-T
-z

(凡例)
◎:必ず指定します。
○:任意に指定できます。
×:指定できません。

注※1
e又はmの,どちらか一つを指定する必要があります。

注※2
-a,-c,-u,-s,又は-rの,どれか一つを指定する必要があります。