ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)

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16.7 使用例

最適化情報収集ユティリティ(pdgetcst)の使用例を次に示します。

なお,使用例では,HiRDBに接続する認可識別子をUSERID,表の所有者の認可識別子をAUTHID,パスワードをPASSWDとします。

<この節の構成>
(1) 最適化情報を収集する場合
(2) 最適化情報を収集し,処理結果をファイルに出力する場合
(3) 最適化情報をディクショナリ表から削除する場合
(4) 最適化情報パラメタファイルの最適化情報を登録する場合
(5) 最適化情報を最適化情報パラメタファイルに退避する場合

(1) 最適化情報を収集する場合

表T1の最適化情報を収集する場合は,次のように指定します。

pdgetcst -u USERID -a AUTHID -p PASSWD -t T1

(2) 最適化情報を収集し,処理結果をファイルに出力する場合

表T2の最適化情報を収集し,処理結果をファイル(/tmp/LOG)に出力する場合は,次のように指定します。

pdgetcst -u USERID -a AUTHID -p PASSWD -t T2 -l /tmp/LOG

(3) 最適化情報をディクショナリ表から削除する場合

表T3の最適化情報をディクショナリ表から削除する場合は,次のように指定します。

pdgetcst -u USERID -a AUTHID -p PASSWD -t T3 -d

(4) 最適化情報パラメタファイルの最適化情報を登録する場合

最適化情報パラメタファイル(/tmp/prmfile)の内容を登録する場合は,次のように指定します。なお,表T4に関する最適化情報だけ登録するものとします。

pdgetcst -u USERID -a AUTHID -p PASSWD -t T4 -s /tmp/prmfile

(5) 最適化情報を最適化情報パラメタファイルに退避する場合

表T5の最適化情報を最適化情報パラメタファイル(/tmp/prmfile)に退避する場合は,次のように指定します。

pdgetcst -u USERID -a AUTHID -p PASSWD -t T5 -e /tmp/prmfile