ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)
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- RDエリアの移動中のUAP,ユティリティなどの実行について次に示します。
- 移動元のRDエリアを構成するHiRDBファイルの削除,及び移動先のRDエリアを構成するHiRDBファイルの作成は,ユーザがする必要があります。また,移動先のRDエリアを構成するHiRDBファイルのパス名は,移動元と同じでなければなりません。
- RDエリアを移動した場合,そのRDエリアの表を使用するルーチンがあると,ルーチンは無効となります。この場合,SQLのALTER ROUTINEで再作成する必要があります。
- RDエリアの移動後は,pdcopyで移動したRDエリア,マスタディレクトリ用RDエリア,及びデータディクショナリ用RDエリアのバックアップを取得する必要があります。
- インメモリRDエリアは移動できません。いったんインメモリ化を解除してからRDエリアを移動してください。
- 順序数生成子を格納しているRDエリアを移動する場合,順序数生成子を使用する表格納用RDエリアも同時に移動してください。これらのRDエリアを異なるサーバに配置すると,順序数生成子を使用するたびに通信処理が発生し,処理性能が低下します。
- globalbufferオペランドで割り当てたグローバルバッファは,次回HiRDBの正常開始,又は計画停止後の再開始のときに無効となります。開始するときには,システム共通定義で指定したグローバルバッファが割り当てられます。なお,globalbufferオペランドにはLOB用グローバルバッファを指定できません。移動先のサーバでLOB用グローバルバッファを割り当てる必要がある場合は,HiRDBの正常停止及び正常開始による割り当てを行ってください。LOB用グローバルバッファの割り当てについては,マニュアル「HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド」を参照してください。
- RDエリアの移動がエラー終了した場合,制御文に指定したRDエリアはすべて移動前の状態となります。
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