ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)
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B-treeインデクスがある表に対して,インデクス一括作成モードでデータロードをする場合,ソート用ワークファイルの情報(ファイルの作成ディレクトリなど)を指定します。
- <適用基準>
- システム定義のpd_tmp_directoryオペランド及び環境変数TMPDIRを指定していない場合,sort文は,/tmpディレクトリの容量不足を発生させないよう,できるだけ指定するようにしてください。
- <規則>
- sort文を省略した場合,ソート用ワークファイルはインデクス格納RDエリアがあるサーバの,表「pdloadがファイルを出力するディレクトリ」に示すディレクトリに作成されます。
- 表にプラグインインデクスだけが定義されている場合,指定しても無視されます。
- ソート用ワークファイルは,pdloadの処理終了後に自動的に削除されます。
- sort文は,次の数だけ指定できます。
【HiRDB/シングルサーバの場合】
一つだけsort文を指定します。
【HiRDB/パラレルサーバの場合】
分割格納された表のインデクスの場合,分割格納先のサーバの数だけsort文を指定します。分割格納された表のインデクスの場合でも,RDエリア単位にデータロードする場合には,一つだけsort文を指定します。また,分割格納しないインデクスの場合も,一つだけsort文を指定します。
- <この項の構成>
- (1) 形式
- (2) 説明
- (3) 注意事項
〜<識別子>((1〜8))
ソート用ワークファイルを作成するサーバの名称を指定します。
- 【HiRDB/シングルサーバの場合】
- HiRDB/シングルサーバの場合は指定しないでください。シングルサーバの名称を指定しても無視されます。
- 【HiRDB/パラレルサーバの場合】
- ソート用ワークファイルを作成するサーバの名称を指定します。
〜<パス名>
ソート用ワークファイルを作成するディレクトリの名称を,絶対パス名で指定します。
sort文に指定するディレクトリには,NFSを割り当てないでください。NFSを割り当てると,ソート用ワークファイルの容量がローカルファイル使用時の2倍必要となります。また,ソート用ワークファイルが残るなどの問題が発生します。
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