ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)
![[目次]](FIGURE/CONTENT.GIF)
![[索引]](FIGURE/INDEX.GIF)
![[前へ]](FIGURE/FRONT.GIF)
HiRDBの付加PPの組み込み又は取り外しをします。
pdopsetup 〔-d〕-k 付加PP HiRDB運用ディレクトリ
|
付加PPを取り外す場合に指定します。省略した場合は付加PPを組み込みます。
(b) -k 付加PP 〜<文字列>
付加PPの略称を指定します。
- sti:HiRDB Staticizer Option
- aha:HiRDB Advanced High Availability
- drl:HiRDB Disaster Recovery Light Edition※1
- nrf:HiRDB Non Recover FES※2
- acl:HiRDB Accelerator
- 注※1
- HiRDB Disaster Recovery Light Editionを組み込む場合,業務サイト及びログ適用サイトのすべてのサーバマシンでpdopsetupコマンドを実行してください。
- 注※2
- HiRDB/パラレルサーバの場合に指定できます。
(5) コマンド引数
(a) HiRDB運用ディレクトリ 〜<パス名>
付加PPの組み込み又は取り外しをするHiRDBの運用ディレクトリを指定します。
- pdopsetupコマンドは,HiRDBが停止中のときだけ実行できます。ただし,強制終了又は異常終了の場合は実行できません。
- HiRDB/パラレルサーバの場合は全ユニットに同じ付加PPを登録する必要があるため,各サーバマシンでpdopsetupコマンドを実行してください。
- 系切り替え構成の現用系で付加PPを登録した場合,同じ付加PPを予備系でも登録してください(予備系でもpdopsetupコマンドを実行してください)。
- 相互系切り替え構成などで一つのサーバマシンに二つ以上のHiRDBをOSに登録している場合,HiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)ごとにpdopsetupコマンドを実行してください。例えば,相互系切り替え構成で,一つのサーバマシンに二つのHiRDB(現用系と予備系)がある場合,そのサーバマシンではpdopsetupコマンドを2回実行する必要があります(現用系のHiRDBと予備系のHiRDBにそれぞれ実行する必要があります)。
- ディザスタリカバリ構成のメインサイトで付加PPを登録した場合,同じ付加PPをリモートサイトでも登録してください(リモートサイトでもpdopsetupコマンドを実行してください)。
- pdopsetupコマンドを実行する場合,環境変数SHLIB_PATH※に$PDDIR/libを追加する必要があります。
- 注※
- Linux版の場合はLD_LIBRARY_PATHに,AIX版の場合はLIBPATHになります。
- pdopsetupコマンドのリターンコードを次に示します。
0:正常終了。
4:権限エラー,HiRDB稼働中,ディスク容量不足,未インストール,又はインストール済み。
12:パラメタ不正,又はパス不正。
- HiRDBをバージョンアップする場合,バージョンアップ前に登録した付加PPはそのまま引き継がれるため,再度このコマンドを実行する必要はありません。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2010, 2017, Hitachi, Ltd.