25.12.3 登録時の注意事項
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拒否設定をする場合は,必ず拒否登録を行う以外のIPアドレスに対して先に許可登録をするようにしてください。接続の拒否,及び許可に関係なく,1つでも接続制約を定義した場合,許可の接続制約を定義していないIPアドレスからは接続できません。
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許可と拒否に同じIPアドレスが含まれる場合は,拒否を優先します。拒否を範囲指定し,その中の一部を許可登録しても,すべて拒否とします。
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1つのHiRDBクライアントマシンに複数のIPアドレスが存在する場合は,割り当てているすべてのIPアドレスについて同じ接続可否設定をしてください。
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この機能はユティリティも対象になります。HiRDBサーバを構成するネットワークで使用しているマシンのIPアドレスを許可登録してください。ただし,例外事項について次に記載します。
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FES又はSDSのあるユニットのマシンからの自マシンに対するローカル接続は,接続制約の登録内容に関わらず許可します。
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システム定義pd_security_host_groupオペランドの指定がある場合は,指定されたホスト情報に対応するIPアドレス※については接続許可対象とします。しかし,そのホスト情報に該当するIPアドレスについて,CREATE CONNECTION SECURITY FOR CONSTRAINT文で拒否の登録をしていた場合は,拒否を優先します。
注※ HiRDB起動時に名称解決したものを使用します。起動中にホスト名とIPアドレスの関係が変更された場合は,その変更を反映しません。
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