Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム運用ガイド(UNIX(R)用)


22.3.2 チューニング情報の取得

実行者 DBA権限を持っているユーザ

ここでは,チューニング情報の取得手順(運用コマンドの入力からデータベース状態解析ユティリティの実行までの運用方法)について説明します。チューニング情報の取得手順(データベース状態解析ユティリティからチューニング情報を取得する場合)を次の図に示します。

図22‒5 チューニング情報の取得手順(データベース状態解析ユティリティからチューニング情報を取得する場合)

[図データ]

注※

RDエリアオープン属性がDEFER又はSCHEDULEの場合で,参照可能閉塞状態又は閉塞なしのときは,オープン状態にする必要はありません。

〔説明〕
  1. pddblsコマンドでRDエリアの状態を確認します。

  2. 障害閉塞中の場合は障害回復をした後にpdrelsコマンドで閉塞状態を解除します。その後,再実行します。

  3. コマンド閉塞中の場合はpdrelsコマンドでRDエリアの閉塞状態を解除します。

  4. クローズ状態の場合はpdopenコマンドでオープン状態にします。

  5. データベース状態解析ユティリティを実行します。その実行結果を基にしてチューニングを実施してください。

  6. 4でオープン状態にした場合はpdcloseコマンドでクローズ状態に戻します。3でコマンド閉塞中にした場合はpdrelsコマンドでコマンド閉塞中を解除します。