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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム運用ガイド(UNIX(R)用)


10.7.1 HDP機能とは

HDP機能とは,サーバマシンに仮想ボリュームを提供し,サーバマシンからのデータの書き込み要求に対して,必要な分だけの実容量を割り当てる機能のことをいいます。

仮想ボリュームにHiRDBファイルシステム領域を作成することで,実ボリュームにHiRDBファイルシステム領域を作成する場合に比べて,容易にファイルサイズを拡張できるようになります。

HDP機能の詳細については,HDP機能のドキュメントを参照してください。

HDP機能の概要を次の図に示します。

図10‒2 HDP機能の概要

[図データ]

注意事項

DPプールが容量不足の状態でデータの書き込み要求を行うと,入出力エラーが発生します。このため,DPプールが容量不足にならないように容量を監視する必要があります。DPプールの容量を確認する方法については,HDP機能のドキュメントを参照してください。