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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム運用ガイド(UNIX(R)用)


10.5.1 HiRDBファイルの削除方法

実行者 HiRDB管理者

〈この項の構成〉

(1) RDエリアを構成するHiRDBファイルを削除する方法

RDエリアを構成するHiRDBファイルの削除及びHiRDBファイルの容量変更は,データベース構成変更ユティリティ(pdmodコマンド)で実行します。

なお,削除したHiRDBファイルは,HiRDBを終了しなくてもデータベース構成変更ユティリティで再作成できます。

注意事項
  • pdfrmコマンドでHiRDBファイルを削除する場合は,RDエリアの構成に関係なく強制的に削除できるため,その実行には十分注意してください。

  • pdfrmコマンドでHiRDBファイルを削除する場合,HiRDB稼働中はHiRDBが使用しているHiRDBファイルシステム領域中にあるHiRDBファイルは削除できません。HiRDBを終了した後に,pdfrmコマンドを実行してください。

コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうか確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB Version 9 コマンドリファレンス」を参照してください。

(2) システムファイルを削除する方法

システムファイルは,次の表に示す運用コマンドで削除してください。

表10‒3 システムファイルを削除するコマンド

使用するコマンド名

システムファイルの種類

pdlogrm -d sys

システムログファイルの場合

pdlogrm -d spd

シンクポイントダンプファイルの場合

pdstsrm

ステータスファイルの場合

注意事項
  • これらの運用コマンドでシステムファイルを削除できない場合は,削除できない原因を調査し,削除することに問題がなければpdfrmコマンドで削除してください。

  • 削除したシステムファイルは,HiRDBを終了しなくても運用コマンドで再作成できます。

コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうか確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB Version 9 コマンドリファレンス」を参照してください。