3.7.1　例題１（システムログをアンロードする運用をしている場合）

(1)　pdstart -rコマンドでHiRDBを開始します

pdstart -r

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(2)　pdcopyコマンドで全RDエリアのバックアップを取得します

pdcopy -m /rdarea/mast/mast01 -M x -a -b /pdcopy/backup01

〔説明〕

-m：マスタディレクトリ用RDエリアの先頭のHiRDBファイル名称を指定します。

-M：バックアップ取得モードを指定します。pdstart -rでHiRDBを開始しているため，xを指定する場合でも，RDエリアを閉塞かつクローズ状態にする必要がありません。

-a：全RDエリアのバックアップを取得することを指定します。

-b：バックアップファイル名を指定します。

バックアップの取得については，「バックアップの取得方法」を参照してください。

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(3)　pdstopコマンドでHiRDBを正常終了します

pdstop

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(4)　アンロード待ち状態のシステムログファイルの内容をpdlogunldコマンドでアンロードします

pdlogunld -d sys -g log1 -o /unld/unldlog1

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(5)　pd_log_rec_lengオペランドを削除します

サーバ定義にpd_log_rec_lengオペランドを指定していれば削除します。

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(6)　pdlogrmコマンドでシステムログファイルを削除します

pdlogrm -d sys -f /sysfile_a/log1a
pdlogrm -d sys -f /sysfile_b/log1b
pdlogrm -d sys -f /sysfile_a/log2a
pdlogrm -d sys -f /sysfile_b/log2b
pdlogrm -d sys -f /sysfile_a/log3a
pdlogrm -d sys -f /sysfile_b/log3b
pdlogrm -d sys -f /sysfile_a/log4a
pdlogrm -d sys -f /sysfile_b/log4b

〔説明〕

システムログファイルを二重化している場合，Ｂ系のシステムログファイルも忘れずに削除してください。

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(7)　pdloginitコマンドでシステムログファイルを再作成します

pdloginit -d sys -f /sysfile_a/log1a -n 2000
pdloginit -d sys -f /sysfile_b/log1b -n 2000
pdloginit -d sys -f /sysfile_a/log2a -n 2000
pdloginit -d sys -f /sysfile_b/log2b -n 2000
pdloginit -d sys -f /sysfile_a/log3a -n 2000
pdloginit -d sys -f /sysfile_b/log3b -n 2000
pdloginit -d sys -f /sysfile_a/log4a -n 2000
pdloginit -d sys -f /sysfile_b/log4b -n 2000

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(8)　pdstartコマンドでHiRDBを開始します

pdstart

HiRDB Datareplicatorとデータ連携している場合は，HiRDB Datareplicatorを開始してください。

コマンドの実行後，実行結果が正しいかどうか確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については，マニュアル「HiRDB Version 9 コマンドリファレンス」を参照してください。

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