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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム運用ガイド(UNIX(R)用)


3.1.5 システムログファイルの運用方法を選択しましょう

システムログファイルの運用方法には,次の表に示す方法があります。HiRDB管理者はどれかの運用方法を選択してください。

表3‒2 システムログファイルの運用方法

運用の種類

運用方法

データベースの回復方法

システムログをアンロードする運用

  • バックアップ及びアンロードログファイルを入力情報にしてデータベースを回復します。

  • データベースは,バックアップ取得時点,及びバックアップ取得時点以降の任意の同期点に回復できます。

アンロードレスシステムログ運用

  • アンロード待ち状態のファイルを解放します(アンロードする必要はありません)。

  • サーバ単位にバックアップを取得する必要があります。

  • 詳細については,「アンロードレスシステムログ運用」を参照してください。

  • バックアップ及びバックアップ取得以降のシステムログを入力情報にしてデータベースを回復します。

  • データベースは,バックアップ取得時点,及びバックアップ取得時点以降の任意の同期点に回復できます。

アンロード状態のチェックを解除する運用

  • バックアップを入力情報にしてデータベースを回復します。

  • データベースは,バックアップ取得時点にしか回復できません。

注※

系切り替え機能を使用する場合は,共有ディスク(キャラクタ型スペシャルファイル)にアンロードログファイルを作成します。

アンロードログファイルを通常ファイルに作成する場合は,アンロードログファイルを現用系及び予備系で共用できるようにする必要があります。このため,HP-UX版の場合はJFSを導入する必要があります。