ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
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(1) 監査証跡ファイルに障害が発生した場合
障害が発生した監査証跡ファイルは閉塞状態になります。閉塞状態の監査証跡ファイルは,削除しないかぎり使用できない状態のままです。次に示す手順で対処してください。
- 〈手順〉
- KFPS05704-Eメッセージで閉塞状態の監査証跡ファイルを確認してください。
pdls -d audコマンドで障害が発生した世代を確認できます。HiRDBが稼働している場合は,監査人がpdls -d audコマンドを実行してください。
- pdaudrmコマンドで閉塞状態の監査証跡ファイルを削除してください。データロード待ちのファイルに対しては-fオプションを指定して強制的に削除してください。
閉塞状態のファイルはデータロードできません。したがって,データロードしていない場合はそのファイル中の監査証跡はすべて失われます。
(2) 監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域に障害が発生した場合(全監査証跡ファイルが閉塞状態になった場合)
監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域に障害が発生した場合など,全監査証跡ファイルが閉塞状態になったときの対処方法を説明します。
pd_aud_no_standby_file_oprオペランドの指定値によって,HiRDBの処理が異なります。
(a) downを指定した場合
HiRDBが稼働中の場合は,HiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)を強制終了します。
HiRDBが開始処理中の場合は,監査証跡の出力を中止してから,HiRDBの開始処理を完了します。
(b) forcewrite(省略値)を指定した場合
監査証跡の出力を中止します。この場合,HiRDBは稼働したままです。
HiRDB管理者は次に示す手順で対処してください。
- 〈手順〉
- HiRDBが稼働中の場合はpdstopコマンドでHiRDBを正常終了します。正常終了できない場合はpdstop -fコマンドでHiRDBを強制終了してください。
- pdfmkfsコマンドで監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域を再作成します。ディスク障害などでこのHiRDBファイルシステム領域が使用できない場合は,ほかのディスクに監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域を作成してください。
- 監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域を変更した場合は,pd_aud_file_nameオペランドの指定を変更してください。
- 監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域のバックアップがある場合は,pdfrstrコマンドでHiRDBファイルシステム領域を回復してください。
- pdstartコマンドでHiRDBを開始します。
pd_aud_no_standby_file_oprオペランドにdownを指定した場合,ファイル容量の満杯時,又は現用ファイルの障害時にスワップ先にできるファイルが残り一つ以下になると,HiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)を強制終了します。HiRDB管理者,及び監査人は次に示す手順で対処してください。
(a) HiRDB/シングルサーバの場合
次に示すどちらかの手順で対処してください。
- 〈手順1〉pd_aud_max_generation_num<200の場合
- pd_aud_max_generation_numオペランドに200を指定してください。
- pdstartコマンドでHiRDBを開始します。
- pdloadコマンドで,データロード待ちのファイルをデータロードします。
- 〈手順2〉pd_aud_max_generation_num=200の場合
- pd_auditオペランドにNを指定してください。
- pdstartコマンドでHiRDBを開始します。
- pdloadコマンドで,データロード待ちのファイルをデータロードします。
- pdaudbeginコマンドで監査証跡の取得を開始してください。
(b) HiRDB/パラレルサーバの場合
次に示すどちらかの手順で対処してください。
- 〈手順1〉pd_aud_max_generation_num<200の場合
- pdstop -fコマンドでHiRDBを強制終了します。
- pd_aud_max_generation_numオペランドに200を指定してください。
- pdstartコマンドでHiRDBを開始します。
- pdloadコマンドで,データロード待ちのファイルをデータロードします。
- 〈手順2〉pd_aud_max_generation_num=200の場合
- pdstop -fコマンドでHiRDBを強制終了します。
- pd_auditオペランドにNを指定してください。
- pdstartコマンドでHiRDBを開始します。
- pdloadコマンドで,データロード待ちのファイルをデータロードします。
- pdaudbeginコマンドで監査証跡の取得を開始してください。
非同期出力用バッファフラッシュ契機が頻繁に発生し,非同期出力用バッファのすべての面がフラッシュ待ちになると,トランザクションの実行時間が長くなったり,pd_aud_no_standby_file_oprオペランドの指定によってはHiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)が強制終了したりします。
非同期出力用バッファのすべての面がフラッシュ待ちになった場合,KFPS05723-Wメッセージ(pd_aud_no_standby_file_oprオペランドにforcewrite指定時)又はKFPS05722-Eメッセージ(pd_aud_no_standby_file_oprオペランドにdown指定時)が出力されます。HiRDB管理者は次に示す対処をしてください。
- 単位時間当たりの監査証跡の出力件数と比較して,非同期出力用バッファのサイズと面数を見直してください。
非同期出力用バッファのサイズと面数が少ない場合,HiRDBシステム定義のpd_aud_async_buff_sizeオペランド及びpd_aud_async_buff_countオペランドの指定値を大きくしてください。
- マシンやネットワークの負荷を確認してください。
高い負荷が掛かっている場合,負荷を下げてください。必要に応じてHiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)を再開始してください。
- 非同期出力用バッファの監査証跡を監査証跡ファイルに出力するときのネットワークに障害が発生していないか確認してください。
障害が発生している場合,ネットワーク障害を回復してください。必要に応じてHiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)を再開始してください。
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