22.3.3 HiRDB/パラレルサーバ側にファイアウォールを設置した場合
次の図のようにHiRDB/パラレルサーバ側にファイアウォールが設置され,そのファイアウォールが次のように設定されているとします。
- ファイアウォールの設定
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方向:受信
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透過させるIPアドレス:172.16.0.10,172.16.0.20
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透過させるポート番号:20000,20001
図22‒10 ファイアウォールがHiRDB/パラレルサーバ側に設置されているネットワーク構成例
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この場合,サーバマシン及びクライアントマシンの設定は次のようになります。ファイアウォールを設置する場合,次のどれかのオペランドを指定する必要があります。
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pd_service_portオペランド
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pd_scd_portオペランド
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pdunitオペランドの-sオプション
ファイアウォールだけ設置する場合,クライアント環境定義(PDSERVICEPORTオペランド)を指定する必要はありません。
- サーバマシンの設定
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システム共通定義ファイル
set pd_name_port = 20000
set pd_service_port = 20001
pdunit -x hirdb01 -u unt1
pdunit -x hirdb02 -u unt2
pdstart -t MGR -u unt1
pdstart -t FES -s fes -u unt2
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- クライアントマシンの設定
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クライアント環境定義
PDHOST hirdb01
PDNAMEPORT 20000
PDCLTRCVPORT 30000※
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hostsファイル
172.16.0.10 hirdb01
172.16.0.20 hirdb02
注※ クライアント側にファイアウォールがある場合に指定してください。
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