14.2.1 セグメントサイズの決定
通常,RDエリアのセグメントサイズは,RDエリア格納ページ数の1/10程度にすることをお勧めします。ただし,セグメントサイズの最大は16,000ページであるため,RDエリアの容量が大きい場合は,1/10以下になります。
セグメントサイズの大小による効果と注意を次に示します。
(1) セグメントサイズを大きくした場合
(2) セグメントサイズを小さくした場合
- ディスク所要量の削減
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一つのユーザ用RDエリアにデータ量の少ない表を多く格納する場合は,余分な未使用ページを削減できます。
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- 注意事項
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セグメントサイズを小さくしたユーザ用RDエリアに大量のデータを追加すると,セグメントの割り当て回数が増加するため,オーバヘッドが大きくなります。
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セグメントの数が多くなるため,表を削除したり,表の全行削除をしたりする場合,排他制御の資源が多くなります。
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セグメントサイズの大小によるユーザ用RDエリアの概要を次の図に示します。
(3) 設定方法
セグメントサイズは,データベース初期設定ユティリティ(pdinit)又はデータベース構成変更ユティリティ(pdmod)のcreate rdarea文で設定します。