2.3.5 リモートシェル実行環境の設定
実行者 HiRDB管理者
次に示す場合にリモートシェル実行環境を設定してください。
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HiRDB/パラレルサーバの場合
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IPアドレスを引き継がない系切り替え機能を使用する場合
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ユティリティ専用ユニットを使用する場合
(1) HiRDB/パラレルサーバの場合
HiRDBのコマンドには,リモートシェル機能を使用して各サーバマシンで実行するものがあります。このため,HiRDB/パラレルサーバを構成する各サーバマシンの間で相互にログインを許可する設定を/etc/hosts.equiv又は$HOME/.rhostsにしてください。
なお,$HOME/.cshrcファイルを作成する場合,登録端末がないときは標準出力又は標準エラーファイルにデータを出力しないような構造にしてください。
(2) IPアドレスを引き継がない系切り替え機能を使用する場合
IPアドレスを引き継がない系切り替え機能を使用する場合,現用系の情報を予備系に転送するためにリモートシェル機能を使用します。このため,現用系を構成するサーバマシンと,予備系を構成するサーバマシンとの間で相互にログインを許可する設定を/etc/hosts.equiv又は$HOME/.rhostsにしてください。
なお,$HOME/.cshrcファイルを作成する場合,登録端末がないときは標準出力又は標準エラーファイルにデータを出力しないような構造にしてください。
(3) ユティリティ専用ユニットを使用する場合
HiRDB/シングルサーバから入力するHiRDBのコマンドには,リモートシェル機能を使用してユティリティ専用ユニットで実行するものがあります。このため,HiRDB/シングルサーバとユティリティ専用ユニットとの間で相互にログインを許可する設定を/etc/hosts.equiv又は$HOME/.rhostsにしてください。
なお,$HOME/.cshrcファイルを作成する場合,登録端末がないときは標準出力又は標準エラーファイルにデータを出力しないような構造にしてください。